SharpDevelopは、オープンソースで開発されている.NETの統合開発環境です。利用できるプログラミング言語としては、C#、VB.NET、F#、IronPython、Boo、ILAsmに対応しており、開発できるアプリケーションの種類としては、Windowsフォーム、WPF、ASP.NET、Compact Framework等に対応しています。

入手方法

SharpDevelopはic#codeCodePlexからダウンロードできます。執筆時点での最新バージョンは3.0です。SharpDevelop3.0を動作させるには、.NET Framework3.5 SP1が必要です。

インストール方法

インストールするにはインストーラを起動し、Nextボタンをクリックしていきます。

インストーラを起動するとマスコットのカクレクマノミが表示される

途中で拡張子の関連付け画面が出てきますが、Visual Studioをメインで使う場合はデフォルトのまま変更しなくてかまいません。 インストールが完了すれば、スタートメニューからSharpDevelopを起動できます。

SharpDevelopの起動画面(英語のUI)

日本語化の手順

SharpDevelopは日本語化できます。日本語化するには、SharpDevelop-jpから日本語リソースをダウンロードして、以下の設定を行います。

  1. 「<インストールフォルダ>\data\resources」に「StringResources.jp .resources」を配置

  2. 「<インストールフォルダ>\data\resources\languages \LanguageDefinition.xml」のJapanese部のコメントを外す(を削除

  3. SharpDevelopを起動後、[Tool]-[Option]メニューをクリックし[General]-[UI language]から日本の旗を選択

オプションウィンドウにて日本語化の設定