E-Times Technologiesは31日、同社が運営するライブカメラのコミュニティサイト「スティッカム ジャパン! 」での楽曲使用に関して、日本音楽著作権協会(JASRAC)と利用許諾契約を締結したと発表した。これに伴い、ユーザー向け管理ページの新メニューとして、JASRAC楽曲の管理機能を8月20日にリリースする。

ライブカメラのコミュニティサイト「スティッカム ジャパン! 」

「スティッカム ジャパン! 」は、米Advanced Video Communicationsが運営する「Stickam.com」の日本版サービスとして、2006年9月にオープン。ユーザーがウェブカメラやデジタルビデオカメラを使ってライブ放送を配信できる。

現在、多数のユーザーが演奏・歌唱のライブ配信を行っており、ライブ機能を活用したオーディションプログラム「スティッカム ライブオーディション」も同時に展開するなど、「クリエイターの新たな表現の場として機能している」(E-Times Technologies)。

今回のJASRACとの利用許諾契約締結により、JASRAC管理楽曲を自ら演奏・歌唱した映像のアップロードと、それらのライブ配信が可能となる。

E-Times Technologiesでは、「コンテンツを配信するだけでなく、クリエイター同士が相互に連携し新しいコンテンツを生み出していく創作の場としても機能するよう、新機能や企画を展開していきたい」としている。