コンテンツ作成画面

Scratchを実行すると、図2が表示される。これはデフォルトのプロジェクトが立ち上がった状態だ。

図2 Scratchのコンテンツ作成画面

右の白い部分は「ステージ(stage)」と呼ばれる部分で、中央が(0, 0)、x方向が-240~240、y方向が-180~180という座標系になっている。ここに表示される動作がコンテンツとなる。ステージ中央に配置されている画像は「スプライト(sprite)」と呼ばれるもので、スクリプト(画像の動作を表す命令の集合)、複数の画像(コスチューム)、音を合わせた、画面上を動く要素となる。

左にたくさん並んでいるのが命令を表すブロックで、これをScriptsタブの下にドラッグして、スプライトに対する動作を指定できる。ブロックははめ込み式になっていて、数値が代入される部分には命令をはめ込めないなど、その形状は工夫されている。命令やパラメータ名などはすべて英語で書かれているが、これを逆手にとって、ご子息の英語学習教材として活用してみてはいかがだろう。