素早い操作を可能にするショートカットキー

従来のWindows OSでも数多くのショートカットキーが用意されていたが、Windows 7では新たに、タスクボタンやデスクトップガジェットといった新規もしくは改良された機能を使いやすくするため、[Win]キーを多用した、新しい機能に対する操作を補完するにように拡充されている。ショートカットキーに関しては詳しい説明は不要だろう。下記の表を参考に、お使いのWindows 7で試して欲しい(図266)

ショートカットキー 内容
[Win]+数字キー タスクボタンを操作する。[Win]+[1]キーでは一番左にあるタスクボタンを、[Win]+[2]キーなら2番目のタスクボタンを起動する。起動した状態では最前面表示や最小化に切り替える。また、タブなど複数のアイテムが重なっている状態では、ライブサムネイルが表示され、フォーカスが順番に移動する
[Win]+[スペース]キー デスクトッププレビューを用いたデスクトップの表示。なお、Windows Vistaではサイドバーガジェットをすべて手前に移動し、Windowsサイドバーを選択する
[Win]+[X]キー モビリティセンターを起動する
[Win]+[Tab]キー フリップ3Dを起動する
[Win]+[T]キー タスクボタンにフォーカスを移動し、同ショートカットキーを押すことでフォーカスを順番に切り替えていく
[Win]+[Shift]+数字キー 新たにプログラムを起動する
[Win]+[Shift]+[←]キー 最前面にあるウィンドウを別のディスプレイに移動する。なお、複数のディスプレイを接続している場合のみ有効である
[Win]+[Shift]+[↓]キー 縦方向に最大化したウィンドウを元に戻す/最小化表示に切り替える
[Win]+[Shift]+[→]キー 最前面にあるウィンドウを別のディスプレイに移動する。なお、複数のディスプレイを接続している場合のみ有効である
[Win]+[Shift]+[↑]キー ウィンドウを縦方向にのみ最大化表示に切り替える
[Win]+[P]キー ディスプレイのプレゼンテーション設定機能を起動する
[Win]+[Home]キー 最前面表示されているウィンドウを除いたすべてのウィンドウを最小化する
[Win]+[G]キー 有効化されたデスクトップガジェットを最前面表示に切り替える
[Win]+[D]キー デスクトップの表示を切り替える
[Win]+[Ctrl]+数字キー [Win]+数字キーとほぼ同じだが、ライブサムネイルを表示しない
[Win]+[B]キー 通知領域の隠されたインジケータにフォーカスを移動する
[Win]+[Alt]+数字キー タスクボタンのジャンプリストを開く
[Win]+[←]キー ウィンドウを右方向に配置。なお、[Win]キーを放さずに矢印キーを押すと、デスクトップ左側にリサイズ→デスクトップ中央部あたりに移動→デスクトップ右側にリサイズと、ウィンドウが移動する
[Win]+[↓]キー 最大化したウィンドウを元に戻す/最小化表示に切り替える
[Win]+[→]キー ウィンドウを右方向に配置。なお、[Win]キーを放さずに矢印キーを押すと、デスクトップ右側にリサイズ→デスクトップ中央部あたりに移動→デスクトップ左側にリサイズと、ウィンドウが移動する
[Win]+[↑]キー ウィンドウ最大化表示に切り替える
[Win]+[+]キー 拡大鏡を起動し、デスクトップを拡大表示する
[Ctrl]+[Shift]+[N]キー エクスプローラ上で「新しいフォルダー」を作成する
[Alt]+[P]キー エクスプローラに用意されているプレビューウィンドウの表示/非表示を切り替える
図266: Windows 7から加わったショートカットキー