転送レポートは復元完了直後に確認できるが、同レポートだけを表示する「Windows転送ツールレポート」を用いた方が、落ち着いて内容を確認できるはずだ。同ツールを起動すると、ユーザーアカウントやドキュメントの復元内容を確認する<転送レポート>タブと、復元したアプリケーションの設定情報を確認する<プログラムレポート>タブからレポート内容を確認できる。特に後者はインストールしていないアプリケーションや、Outlook ExpressなどWindows 7では使用できないアプリケーションなどが列挙されるので、是非確認して欲しい(図138~142)。

図138: あらかじめ<スタート>メニューを開き、<すべてのプログラム>とクリックし、<アクセサリ>→<システムツール>と展開して<Windows転送ツールレポート>を選択する

図139: これでWindows転送ツールの「転送された内容の確認」と同じ転送レポートを確認できる

図140: 「~ユーザーアカウント」の「詳細」をクリックすると、復元されたユーザーアカウント情報を確認できる

図141: 「~ドキュメント」の「詳細」をクリックすると、復元されたドキュメントファイルの一覧を確認できる

図142: <プログラムレポート>タブでは、復元されたプログラム設定を確認できる。なお、インストール済みアプリケーションの設定情報は、それを示すアイコンが付加する