ウォーターサーバーを処分したいけれど、どのように処分したらいいかわからないという方も多いはず。そこで今回は、ウォーターサーバーの4つの処分方法について詳しくご紹介します。
具体的な処分の手順や処分にかかる費用についても解説しますので、これからウォーターサーバーの処分をお考えの方は必見ですよ。
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ウォーターサーバーの処分方法はレンタルと買取で違う
ウォーターサーバーを処分する場合、レンタルサーバーなのか、それとも購入したものなのかによって処分方法が大きく異なります。
ここからは両者の処分方法の違いについて詳しくみていきましょう。
レンタルの場合は業者に連絡

契約するサーバーメーカーやプランによって異なりますが、その多くはレンタルサーバーです。レンタルの場合は、メーカーに連絡してサーバーを返却するだけでOK。基本的に処分する必要はありません。
レンタルサーバーの返却方法は大きく分けて次の2通りです。
- サーバーメーカーが引き取りにくる
- ユーザー自身で梱包・発送する
返却方法は契約のサーバーメーカーによって異なりますので、事前に確認をしておきましょう。
また、レンタルのウォーターサーバーを返却する際に気をつけておきたいポイントは次の3つです。
- 最低利用期間中に解約することで違約金や解約手数料がかかる
- 引き取りまでにサーバーの水抜きと梱包をする必要がある
- サーバーが故障や破損している場合別途料金が加算されることも
レンタルサーバーの場合は自分でサーバーを処分する必要はありませんが、最低利用期間中に解約をすることで違約金や解約手数料が発生してしまう場合があります。返却前に契約内容を確認するようにしましょう。
返却時は、サーバー内のタンクの水抜きを必ず行いましょう。パックの中が空の状態でもタンク内に水が残っています。水が出なくなるまで使い切るのがポイントです。
利用しているサーバーに破損や故障がある場合、別途料金が請求されることもあります。メーカーによって規約が異なりますので、サーバーに異常がある場合は事前に問い合わせをしましょう。
買い取った場合は自分で廃棄・処分

ウォーターサーバーはレンタルして使うものという方も多くいますが、最近ではサーバーを一括購入して買取られる方も増えてきました。しかし、買取したサーバーを処分する場合、レンタル品とは異なりご自分で廃棄処分する必要があります。
買取したサーバーの処分方法は主に次の4通りです。
- 自治体の粗大ゴミ
- リサイクルショップ
- ネットオークション
- 不用品回収業者
次の章からは、これらの処分方法の具体的な手順や費用について詳しくご紹介します。
(1)自治体の「粗大ゴミ」としてウォーターサーバーを処分する方法
ウォーターサーバーは、「粗大ゴミ」に分類されるため、一般ゴミとは異なる特別な方法で廃棄する必要があります。ここからは、粗大ゴミとしてウォーターサーバーを処分する手順や費用の目安についてご紹介しましょう。
粗大ゴミとして処分する時の手順

ウォーターサーバーを粗大ゴミとして処分する基本的な流れは次の通りです。
- 粗大ゴミ受付センターに申し込む
- 粗大ゴミ処理券を購入
- 処理券を貼ったサーバーを指定日に収集場所に出す
粗大ゴミの申し込みは、電話やインターネットから受付が可能です。
また、受付後の処理券の購入は、各自治体のゴミセンターやコンビニやスーパーなどで購入できます。
また、粗大ゴミの収集の際は、指定日の指定された時間までに自宅の玄関や敷地の入り口付近に出します。集合住宅やマンションにお住まいの方は、専用の置き場か1階の入り口付近まで運びましょう。
自治体によってはウォーターサーバーが規定以上のサイズであること理由に粗大ゴミとして受け付けられないところもあるようです。処分する前に、まずは処分ができるかどうかを自治体の粗大ゴミ受付センターにお問い合わせください。
粗大ゴミとして捨てる費用

自治体によって粗大ゴミの費用は異なりますが、1,000円前後で回収してもらえるはずです。サーバーの大きさによって処分費用も変わりますので、お使いのサーバーのサイズを事前に測ってから粗大ゴミ受付センターに連絡をしましょう。
直接持ち込んで処分する方法も

自治体によっては、ゴミ処理場や粗大ゴミセンターに直接持ち込むことで処理手数料が安くなる場合があります。なかには半額近くお安くなる自治体も。コストを少しでも抑えたい方にはおすすめの方法です。
しかし、持ち込みで処分する場合、次の注意点があります。
- 重たいサーバーをご自分で運ばなければならない
- 処理する際には事前予約が必要な自治体もある
かなり重量のあるサーバーを処理場まで運ぶ際は、必ず複数人で対応しましょう。また、コロナ禍のため持ち込みで処分する場合は事前予約を必要とする自治体が増えているようです。引越しなどの関係で処分する方は、なるべくスケジュールに余裕を持って予約を取りましょう。
(2)「リサイクルショップ」でウォーターサーバーを処分する方法
まだまだ使えるウォーターサーバーをゴミとして処分するのはもったいないと感じる方も多いでしょう。そんな方におすすめなのがリサイクルショップで処分する方法です。
ウォーターサーバーの状態がよい場合は、リサイクルショップに買い取ってもらうこともできます。
粗大ゴミとして処分する際は処分費用がかかりますが、リサイクルショップに買い取ってもらうことができれば、処分費用がかからない上、場合によってはお金がもらえるのでとてもお得ですよ。
リサイクルショップで処分する手順

リサイクルショップで処分する基本的な流れは次の通りです。
- ウォーターサーバーの買取を行なっているかを事前に確認する
- 持ち込みor出張査定or宅配で査定してもらう
- 査定金額に納得したら買取成立
ウォーターサーバーはレンタルがほとんど。買取する需要が高くないアイテムであることから、ウォーターサーバーを取り扱っていないリサイクルショップが多くあります。
そのため、リサイクルショップに事前に電話やメールで問い合わせをし、サーバーの買取に対応しているかどうかをチェックしましょう。
買取を実施している場合は、査定を行なってもらいます。店頭に持ち込むか、持ち込みが難しい場合は出張査定や配送で対応します。しかし、出張査定や配送は別途コストが発生してしまうため、持ち込みで査定してもらうのがおすすめです。
リサイクルショップで処分する費用

リサイクルショップで処分する際にかかるコストは次の通りです。
- 査定時の出張買取費
- 査定のための配送費用
店舗によっては、出張買取費や配送費用を無料で買取するところもあります。
ウォーターサーバーはリサイクルショップであまり需要のないアイテムではあるものの、無料で買い取ってくれるケースもあるようです。しかし、高額買取の可能性はほとんどないと覚悟しておきましょう。
(3)「ネットオークション」に出品してウォーターサーバーを処分する方法
リサイクルショップ以外にも、不要なウォーターサーバーを売却する方法としておすすめなのが「ネットオークション」を活用した処分方法です。
自分の好きな価格で出品できるため、より高値で取引できるのが最大の魅力でしょう。
ここからはネットオークションを介してウォーターサーバーを処分する手順やかかる費用についてご紹介します。
ネットオークションで処分する手順

ネットオークションで処分する手順は次の通りです。
- ネットオークションのサイトに事前登録する
- サーバーの画像や販売価格、商品情報などをリサーチする
- 出品する
- 買い手が決まったら配送
まずは利用するサイトやサービスを選んでいきましょう。また、オークションサイトとして有名な「ヤフオク!」やフリマアプリの「メルカリ」、「ジモティ」など、ユーザー数の多いサービスを利用することでより売れやすくなりますよ。
サイト上にウォーターサーバーが出品されている場合は、価格の相場などの市場リサーチも欠かせません。実際に売れたアイテムの価格もチェックしておくと売れやすい価格帯が分かるでしょう。
商品説明や写真などを撮影し、出品をしていきます。商品説明は、サーバーの購入時期やサーバーの状態、そしてサーバーのサイズなども丁寧に記載するようにしましょう。
写真もサーバーの状態がわかりやすいよう撮影しましょう。背景などに物が入り込んでしまうと見栄えが悪くなってしまいますので注意が必要です。
買い手が決まったら、配送をします。精密機械ですので、梱包する際は十分注意が必要です。サーバーにあった梱包材や緩衝材を調達して、配送時に破損などが起きないように丁寧に梱包しましょう。
- なかなか買い手が見つからないことも
- 実際に購入した金額よりもかなり安くなってしまうことが多い
- 配送時の梱包が大変
ネットオークションは、なかなか買い手がつかず処分するまで時間がかかることがあります。また、実際の購入金額よりも安く売却されることがほとんどということも理解しておきましょう。
高値での売却はあまり期待できませんが、人気キャラとのコラボなどの限定モデルは需要が高く売れやすい傾向にあります。
ネットオークションで処分する費用

ネットオークションやフリマアプリを利用して処分する際にかかる費用は次の通りです。
- ネットオークションやフリマアプリの利用手数料
- 配送料
- 梱包材や緩衝材などの費用
ネットオークションやフリマアプリを使って売買する際は、売り手に利用手数料がかかります。利用するサービスによって手数料は異なりますが、売り上げの10%前後かかるのが一般的です。
リサイクルショップと同様、ネットオークションでもウォーターサーバーはあまり需要がありません。そのため、売れやすくするために、売り手が送料を負担するケースが多いようです。とても大きなサーバーを送るためにどの程度配送料がかかるかを事前に確認しておきましょう。
そして、配送時に必要な梱包材や緩衝材などの費用も別途発生します。そのため、配送料やこれらのアイテムの費用を計算して、赤字にならない程度の金額設定をすることが大切です。
(4)「不用品回収業者」にウォーターサーバーを買い取ってもらう処分方法
自治体やリサイクルショップなどでの処分が難しい場合は、不用品回収業者にウォーターサーバーを買い取ってもらいましょう。
不用品回収業者に処分してもらう手順

不用品回収業者に処分してもらう際の手順は以下の通りです。
- 業者に依頼
- 見積もりを依頼
- 金額に納得すれば依頼
- サーバーを回収
- 支払いをする
依頼する業者さえ決まってしまえば、サーバーの引き取りから処分まで行ってくれるのでとてもありがたいサービスですね。
不用品回収業者に処分してもらう費用

不用品回収業者で処分する場合、5,000円前後かかります。
他の処分方法と比較すると、どうしても値段が高くなってしまいますが、回収業者に依頼するメリットはたくさんあります。
- 電話やメールで依頼すれば、運び出しから処分まで行ってくれる
- サーバー以外の家具や家電も同時に処分してくれるケースも
- 自分の都合のいいタイミングで処分できる
不用品会社に処分してもらうことのメリットは、電話やメールなどで連絡をするだけでサーバーの運び出しから処分まで行ってもらえるということ。そして場合によってはサーバー以外の家具や家電も同時に引き取ってもらえるので、部屋を整理したい方や引越しなどで処分したいアイテムが多いご家庭にとてもおすすめですよ。
また自治体のゴミ処分センターでは引き受けてもらえない休日に対応してもらえるのも大きなメリット。ご自分の好きなタイミングで処分の依頼ができるので、お仕事などでお忙しい方にとってもうれしいポイントですね。
ただし、気をつけなければならないのが料金です。業者によって料金プランに大きな差があります。処分の相場価格を理解し、あなたにぴったりの業者を探していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ウォーターサーバーの処分方法やそれらの詳しい手順についてご紹介しました。レンタルと買取で処分方法が異なるということ、そして買取の場合には次の4つの処分方法があることがわかりましたね。
- 自治体の粗大ゴミ
- リサイクルショップ
- ネットオークション
- 不用品回収業者
ご紹介した4つの処分方法のメリット・デメリットを比較して、ご自分に最適な処分方法を探していきましょう。