「高齢者にぴったりなウォーターサーバーが知りたい」
「持ち運びやすさ+健康にもこだわっているウォーターサーバーを使いたい」
そんなあなたの要望に応えるために、この記事では高齢者のことを考えて選んだおすすめのウォーターサーバーを4つ紹介していきます。
高齢者にウォーターサーバーがおすすめな3つの理由
まず、高齢者にとってウォーターサーバーは生活の質を高めてくれる存在です。なぜ生活の質を高めてくれるのかについては、主に3つの理由をあげることができます。
では、高齢者にウォーターサーバーをおすすめする3つの理由について詳しく見ていきましょう。
1.熱中症対策ができる
室内で熱中症になる高齢者というのはクーラーや扇風機などの温度調整の問題だけではなく、水分補給を怠っているというケースもあります。
また、高齢者は成人と比べると体内の水分量が少なく体温調整機能も衰えているので、熱がこもりやすい上に暑さを感じにくく、気づいたときには重症化していることもあるのです。
そのため、喉が渇く前に水分をこまめに補給しておくという習慣を身につけるべきでしょう。
ウォーターサーバーがあることで、朝起きたとき、食事中、帰宅時などさまざまなシーンで水分補給をするという認識を強くすることができるのでおすすめです。
2.水の買い物が不要になる
インターネットで水を注文するならさほど手間ではありませんが、直接店舗へ足を運んで水を購入するという高齢者も少なくありません。
毎回水を店舗で購入するとなると面倒ですし、荷物も重たいので腰・膝を痛めてしまうリスクも出てきてしまいます。
ウォーターサーバーは水が自宅に配達されるようになるので買い物が不要になり、先ほどのリスクを回避することができるでしょう。
3. 健康をサポートできる
ウォーターサーバーで使用する水に含まれる成分には、カルシウムやバナジウムなど健康をサポートできるものがあります。後ほど高齢者におすすめのウォーターサーバーをいくつかご紹介しますが、その中のひとつ「フレシャス」の朝霧高原を採水地とする天然水には
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- カリウム
- バナジウム
などのミネラルが「フレシャス」の他の採水地に比較しても豊富に含まれています。天然水を届けてくれるサーバーを利用することで栄養補給にも活用できます。
高齢者に最適なウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーは高齢者にとって、おすすめだということがわかってもらえたはずです。
では、高齢者にとってどのようなウォーターサーバーを選ぶのが最適なのか、という点についても見ていきましょう。
今回は選び方を3つあげていますが、全てのポイントを踏まえておすすめのウォーターサーバーを後ほど紹介するので安心してください。
ボトル・パックが軽くて持ち運びやすい
ウォーターサーバーのボトル・パックはだいたい10L前後あるため、高齢者にとっては持ち運びが不便に感じることも多いです。
しかし、ウォーターサーバーの中には少ない容量で使えるものやボトル・パックが軽量で運びやすい仕様になっているものもあります。
今回は高齢者が持ち運ぶということを考えて、少ない容量で利用できるウォーターサーバーという点を重視して選んでいます。
ボトルが下置きタイプだと交換しやすい
ウォーターサーバーのボトルを装着する場所は、機器や業者によってさまざまです。
高齢者であれば重いものを持ち上げるのに苦労することもあるので、できるだけ下置きタイプのウォーターサーバーだと交換もしやすいでしょう。
また、卓上タイプのウォーターサーバーは重量も比較的軽く、ボトルの容量も少なめなので高齢者にとっては利用しやすいかもしれません。
ボトルを全く持てないということであれば、水道直結タイプのウォーターサーバーもあるので、どのくらいの重さなら平気なのかを把握しておくことも必要ですね。
サポートがしっかりしている会社
会社によって初回のウォーターサーバーの設置まで対応してくれるところと玄関まで運ぶのみの2パターンがあります。
卓上タイプであればさほど問題ありませんが、一般的なタイプとなると高齢者が自身で設置するのは難しいでしょう。
であれば、初回のウォーターサーバーの設置までサポートしてくれる業者かどうかも選ぶべきポイントと言えます。
また、定期メンテナンス・故障対応などサポート体制が整っていると、いつでも快適にウォーターサーバーを利用できるので確認は必須ですね。
高齢者におすすめなウォーターサーバー4選
ウォーターサーバーの種類は50種類以上もあるので、先ほどの選び方をもとに一つひとつ吟味していては時間がいくらあっても足りません。
そこで、当記事で高齢者にとっておすすめできるという観点に絞った4つのウォーターサーバーを紹介していきます。
ぜひ利用したい方の目的に合ったウォーターサーバーを見つけてみてください。
コスパ重視:フレシャス dewo mini
卓上タイプで重量も軽く、水の容量も4.7Lと高齢者に優しいウォーターサーバーと言えるのがフレシャス dewo miniです。
また、エコモードもついた省エネ機能や静音設計、使用している天然水もバナジウムなどのミネラルが豊富とかなりコスパの良さが目立ちます。
水の注文もマイページだけではなく年中無休の自動音声案内からもできるのが魅力ですね。LINEでの注文も可能です!
重い荷物を持てない高齢者がいるご家庭に設置するなら、間違いなくこのフレシャス dewo miniがおすすめでしょう。
月額料金 | サーバーレンタル代:初月無料 2カ月目以降:550円/月 ※1カ月3箱以上の注文で翌月サーバーレンタル代無料 |
水料金(1パック) | 999円:4.7L ※1回の配送は4パック単位 |
重量 | 7.3kg |
水容量 | 4.7L |
電気代 | 約490円/月 |
温度 | 温水:80℃~85℃ 冷水:5℃~10℃ エコモード:70℃~75℃ |
成分重視:コスモウォーター スマートプラス
コスモウォーターで使用される天然水は、大分・京都・静岡の3カ所。配送先に近い採水地から直接届けられます。
天然水の成分にこだわりたいということであれば、コスモウォーターのウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。
今回おすすめするスマートプラスは12Lではありますが、下置きタイプのウォーターサーバーなので水交換は手軽となっています。
サーバーレンタル代も無料なので、コスパも良い優れたウォーターサーバーと言えるでしょう。
月額料金 | 0円 |
水料金(1パック) | 2,052円:12L |
重量 | 約20kg |
水容量 | 12L |
電気代 | 約474円/月 |
温度 | 温水:80℃~90℃ 冷水:6℃~10℃ |
飲みやすさ重視:cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー
cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーは4種類(※)の天然水を選ぶことができるため、好みに合った飲みやすさを選ぶことができるという特徴があります。
※採水地が北アルプスの天然水は、配送先が北海道に限ります
また、15℃の弱冷水モードを搭載しているので冷水が苦手、あるいは薬を飲むときの常温水を作るのが面倒に感じている方にもぴったりです。
ただし、cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーの水容量が12Lのみ対応となっているので、下置きタイプではありますが少し重さには不安が残るかもしれません。
月額料金 | 基本プラン:1,100円/月 3年パック:1,100円/月 ※プレミアムウォーターマムクラブ加入で割引あり |
水料金(1セット) ※12L×2本 | 基本プラン:4,233円 3年パック:3,974円 ※配送本数は1セット(12L×2本)~となります |
重量 | 24kg |
水容量 | 12L |
電気代 | 約840円/月 |
温度 | 温水:約83℃ 冷水:約8℃ |
サポート重視:アクアクララ
業界内で抜群のブランド力を誇るアクアクララは、何と言っても初期設置やメンテナンスのサポートが手厚いという点が魅力でしょう。
かなりの高純度までろ過したRO水を採用しているものの、バランスよくミネラルを配合しているため天然水のようなおいしさ・飲みやすさを実現しています。
デザイン性についてはシンプルなものも多く、インテリアにもこだわりたいということであれば他のウォーターサーバーよりも劣ってしまうかもしれません。
また、水ボトルの設置はアクアウィズを除けば機器の上になっている点に注意が必要です。
月額料金 | あんしんサポート料 アクアウィズ:2,100円(税込)〜 アクアファブ:1,430円(税込)〜 アクアスリム:1,100円(税込) アクアスリムS(卓上型):1,100円(税込) |
水料金(1パック) | 1,404円(税込):12L/1,080円(税込):7L |
重量 | アクアスリムS(卓上型):13kg |
水容量 | 12L・7L |
電気代 | 約1,000円/月 |
温度 | アクアスリムS(卓上型): 温水:80℃~90℃ 冷水:5℃~12℃ |
高齢者が安全にウォーターサーバーを使う3つの対策法
高齢者がウォーターサーバーを使う場合は、安全に利用できるかどうかという点に気をつけておかなくてはいけません。
よく理解していない状態で使うと思わぬ事故につながってしまうこともあります。だからこそ、これから紹介する3つの対策法を実践して、利用してもらう側も安心できるようにしていきましょう。
1.キッチン・リビングに設置するのが無難
まず、ウォーターサーバーを設置する場所ですが、水を使うことの多いキッチンやリビングが最適でしょう。料理にも使用する場合はキッチンが良いですし、料理には使用せず飲料だけで使用する場合はリビングが良いでしょう。
交換用の水を運ぶことを考えると、玄関からさほど遠くない場所がいいでしょう。
2. お湯と冷水がわかるようにしておく
冷水のボタンだと思って押したつもりがお湯のボタンでやけどをしてしまった、というケースも考えられます。
このケースは特に使用者自身がウォーターサーバーの説明を受けずに設置してしまうと起こりやすいです。
そのため、ウォーターサーバー設置時にはどちらがお湯・冷水なのか、ボタンがひとつのタイプの場合はどのようにすれば「温」・「冷」切り替えられるのか、使用する本人に理解してもらうようにしましょう。
もし、それでも不安ということであれば、ボタンの部分に大きく「お湯」あるいは「冷水」の文字で、張り紙やシールを貼って間違えないようにしておくのも対処法のひとつです。
3. 夜間のためにセンサーライトで転倒防止
ウォーターサーバーに限ったことではありませんが、夜間に利用したいときに周りが暗いとつまずいて転倒してしまうこともあります。
ウォーターサーバーはLEDライトがついているものがほとんどなので、その光だけを頼りに近づいて周辺の家具にぶつかってしまう場合も多いようです。
そのため、ウォーターサーバーの周りにセンサーライトを置いておけば、近づいたときに自動的に周辺を明るくしてくれるので転倒を予防することができるでしょう。
まとめ
高齢者におすすめのウォーターサーバーを紹介させていただきました。健康を維持するためにも水を飲む習慣を身につけることはとても大切です。
また、熱中症予防のリスクを減らすという観点からもウォーターサーバーの導入はおすすめできるでしょう。
ご両親や祖父母のためのウォーターサーバー選びに迷っているのであれば、ぜひ今回紹介した4つの中から適したものを検討してみてください。