ウォータースタンドは水道直結型のウォーターサーバーであり、不純物が徹底除去されたきれいな水を、最安2千円台で取り入れることができます。また12機種のうち半数以上が卓上向けのコンパクトモデルになっているため、設置スペースの乏しい部屋でも容易に設置可能です。
一方、水道直結型サーバーは設置時に水道管との連結を必要とする関係上、以下のような理由で契約をためらってしまう人も少なくありません。
「水回りの近くにしか置けないとなると、そこで作業するとき邪魔になりそう」
「賃貸物件に住んでいるから、そもそも設置工事ができるのかも怪しい」
しかしウォータースタンドは連結パターンやサイズの選択肢が豊富なうえ、事前訪問サービスによって設置環境をくまなくチェックしてもらえるため、安心して設置が可能です。
本記事ではウォータースタンドを設置する流れや、実際の設置例について解説していくので、ウォーターサーバーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
「置き場所に困らない」の口コミがウォータースタンドで多い4つの理由
ウォータースタンドは置き場所の自由度に関して、数あるウォーターサーバーの中でもトップクラスに高い評価を得ています。
狭いスペースはもちろん、水栓から遠い場所でも手軽に使用できるので、他社の水道直結型サーバーを、設置の問題であきらめた人もぜひウォータースタンドで再挑戦してみてください。
理由(1)サイズの選択肢が多い

ウォータースタンドのサーバー商品は、全12種類のうち7点が卓上タイプとなっており、調理台や収納台などに難なく設置できます。また、極限までスペースを節約したい場合は、貯水タンク非搭載のコンパクトモデルがおすすめです。ただし貯水タンクのない機種は断水時に一切使えなくなるため、災害用の備蓄水などは個別に用意しておく必要があります。
なお、床置きタイプに関しても形状そのものは非常にスリムなので、卓上がすでに他の物で埋まっているようなご家庭であれば十分選択肢に入るでしょう。中でもエコサーバーシリーズは給水タンクから水をくみ上げる仕組みで、水道直結を行うことなく部屋のどこにでも設置できます。
以下では各サーバー商品を設置タイプ別に分類しているので、ぜひ性能面も考慮しながら自分の部屋にもっとも合う機種を探してみてください。
ガーディアン
メイト(常温水のみ)
ネオス2(常温水のみ)
ネオ
トリニティ(温水非対応)
S3
ステラ
ナノスタンド(常温水のみ)
エコサーバー・ネオ
エコサーバー・トリニティ(温水非対応)
ROスタンド※クールタイプもあり
L2
理由(2)水道直結型なのでストック水の置き場所も不要

きれいな水を補給する手段として、市販のミネラルウォーターを買い込んでいる人も少なくありません。しかし水を都度買いに行くというのは、それ自体が大きな手間であり、天気の悪い日や体調を崩している時は特に不便を実感することでしょう。また空きボトルの処理が欠かせないうえ、一度ゴミを出し忘れるだけでも部屋のスペースが大幅に削られます。市販品を買い続けるよりはウォーターサーバーの方が圧倒的におすすめです。
とはいえウォーターサーバーなら何でもいいというわけではなく、設置のしやすさを重視する場合は、水道直結型サーバーを選ぶ必要があります。なぜなら宅配水型サーバーでは10L前後の巨大なボトルを扱わなければならず、保管やゴミ処理の手間が、市販のペットボトルを上回ってしまうからです。また宅配水型は文字通り水ボトルが都度部屋に届くため、置き配NGの賃貸住宅などでは受け取りだけでも苦労することでしょう。
その点、水道直結型サーバーは給水管から直接水を引いて浄水するため、水ボトルの保管や廃棄は一切必要ありません。また他の給水手段と違い水のストックに限りがないので、残量を気にすることなくいつでも好きな量の水を出すことができます。設置においても普段使いにおいても水道直結型の方がストレスなく利用できるので、市販水を買い続けている人はもちろん、宅配水型サーバーを契約している人もぜひウォータースタンドへの乗り換えを検討してみてください。
理由(3)無料訪問診断で事前にチェックできる

ウォータースタンドでは契約を検討している人向けに、設置場所等の無料訪問診断サービスを実施しています。
- まずは水栓への直結工事が可能か否かのチェック。厳しい場合はシンク下からの分岐や新規水栓の立ち上げなど代替手段を検討
- 設置希望場所と水栓の位置関係をチェックしつつ、配線パターンを検討。希望が定まっていない場合はアドバイザーから提案
- 設置予定のサーバー商品についてより詳細に説明。検討中の場合も部屋の環境や顧客のニーズに応じて最適の機種を提案
- 顧客の都合を加味したうえで導入スケジュールを作成。なおこの時点で契約意思の有無を明確にする必要はない
無料訪問診断では設置場所を入念に検討してもらえるだけでなく、機種選びや契約条件の確認など、あらゆる面で専任アドバイザーの助言を受けられます。ウォーターサーバーに関して少しでも疑問のある方は、ぜひ事前にこのサービスを利用してみてください。
なお申し込みは、電話のほか公式HPのお問い合わせフォームからでも可能ですが、その後の日程調整に関しては原則電話でのやり取りになります。
理由(4)水栓から遠くても設置可能

一昔前の水道直結型サーバーは、原則として調理台付近にしか設置できず、契約を希望しつつも諦めざるを得ない人が少なくありませんでした。しかし、ウォータースタンドの最新サーバー商品はいずれも長距離の配線が可能となっており、キッチンから離れた収納台などにも容易に設置できます。
詳細な設置パターンについては後述しますが、基本的には取り付け対象の水栓と同じ部屋であれば、配線にはほぼ困りません。
具体的な配線の長さはプレミアムシリーズで3~5m、ナノシリーズで10m以上となっており、水栓から遠い位置で利用したい場合はナノシリーズのサーバー商品を選んでおくと安心です。
また、設置希望場所が万が一玄関や寝室など、水栓との距離を度外視したエリアであっても、給水タンク式のエコサーバーであれば問題なく導入できます。
- ネオ
- ガーディアン
- トリニティ
- メイト
- ナノスタンド
- エコサーバー・ネオ
- エコサーバー・トリニティ
ウォータースタンド設置の流れ
本項では、ウォータースタンドを設置するまでの一般的な流れを紹介します。事前相談から実際の設置にいたるまで、専任スタッフが徹底サポートしてくれるので、ウォーターサーバーの導入経験がない方もぜひ気軽に問い合わせてみてください。
STEP(1)設置場所の事前確認(分岐の種類、水源や電源からの距離)

ウォータースタンドを導入するにあたっては、まず先述の無料訪問診断を通じてサーバーの設置場所を決める必要があります。水栓の形状や出水時の水圧によっては、そもそも工事自体を行えない可能性もあるため、サーバーの設置を急ぎたい場合でもこの工程は欠かせません。
水栓からの分岐に支障がないことを確認したら、続いては設置場所および配線方法の検討に移ります。経験豊富なアドバイザーが「その人にとって一番サーバーを使いやすい場所」を見繕ってくれるので、ヒアリングの段階ではウォータースタンドの周りに置きたい物など、なるべく事細かに要望を伝えておきましょう。
ただし、設置にあたっては部屋のレイアウトのみならず、水栓や電源からの距離といった様々な位置関係が考慮されるため、最終的にはある程度の妥協も必要です。また、必要な空きスペースがないなど設置できない場合は、ウォータースタンド専用のラック を無料レンタルすることも可能です。
その後は詳細な機種説明や契約内容の確認などを挟み、導入の意思が固まればその場で設置スケジュールを決めてしまうこともできます。
STEP(2)技術スタッフの訪問(60~90分)

契約が成立して初回料金を支払ったのち、通常1~3営業日ほどでサーバー商品が届きます。また、サーバーの到着にあわせて技術スタッフが契約者宅を訪問し、その場で取り付け工事を行ってくれるため、設置にあたってユーザー側には一切手間がかかりません。
初回料金には1ヶ月分のレンタル料のほか、工事費用9,900円(税込)も含まれているので、契約後は迅速に支払いを済ませておきましょう。
- キッチンの水栓やシンク下の配水管などに分岐部品を取り付け
- その分岐部品とサーバー商品をチューブで接続
- プレミアムシリーズの場合、さらに廃棄水が下水に流れるようチューブで接続
- 100V電源コードを接続して使用準備完了
工事にあたって、水道管を直接変形させたり、収納扉に穴を開けたりといった作業は一切ありません。また、引っ越しの際は分岐部品を外すだけで簡単に原状復帰できるので、賃貸住宅にお住まいの方でも気軽に工事を頼めます。
STEP(3)当日より使用OK

サーバーの設置工事が無事に終了すれば、その日からウォータースタンドのきれいな水を扱えるようになります。浄水および加熱・冷却のスピードは機種によって異なりますが、サーバーに分岐する水量は毎分0.5L程度であるため、待機中も水道の蛇口からは通常通り出水可能です。
ウォータースタンドの3つのおすすめ設置例
本項では、ウォータースタンドの代表的な設置例を3パターン紹介します。事前確認から設置工事までの流れをなるべく早く進めたい方は、ぜひ、以下の代表例を通じて設置場所の希望をある程度固めておくよう心がけてください。
なお実際には部屋のレイアウトに応じた最適の設置方法を個別に提案してもらえるので、代表例の中に希望と合うものがなくても特に問題はありません。
例(1)キッチン-調理台の上

ウォータースタンドの設置パターンは色々ありますが、中でも主流なのが調理台置き・通常配線です。この手法では、キッチンの調理台にサーバーを設置し、水栓とのホース接続も調理台の上で完結させるため、配線が比較的短いプレミアムシリーズのサーバーでも手軽に設置できます。
配線がシンプルな分、工事も早く終わりやすいので、設置場所に特段の希望がなければ調理台置き・通常配線がおすすめです。
また調理台置きのメリットとして、アンダーシンクの給水管に接続しやすいという点も挙げられます。形状や水圧の関係で水栓分岐を行えなかった場合も、アンダーシンク配線さえ可能であれば取り付け作業に何ら支障はありません。
例(2)キッチン-収納台の上

調理台の反対側などに収納台がある場合は、床の壁際をつたってホースを這わせれば収納台置きも可能です。床を経由する配線の中では比較的ホースが短くて済むため、調理台の上に設置スペースが余っていない場合は有力な選択肢となるでしょう。
また、床を経由するとはいってもあくまで壁際なので、高齢者が足を引っかけるなどの心配もありません。
ただし、設置方法を検討する際はスペース面だけでなく、その場所における使いやすさも考慮する必要があります。そのため収納台の高さに関しては、調理台と同程度であることが求められるでしょう。また一人暮らし向けの賃貸住宅では、調理台と収納台が同じ空間にあるケース自体それほど多くないため、どちらかといえば戸建てやファミリー分譲住宅向けの配線方法といえます。
例(3)リビングなど・収納台の上

ウォータースタンドは調理台周辺のみならず、リビングの収納台などキッチンから3~10m程度離れた場所にも設置可能です。
また、同社ではスチールラックの無料レンタルサービスも実施しているため、「キッチンは避けたいけど他に置き場所がない」という場合も気軽に相談できます。なお、長距離配線の場合は床上をホースが横断する形になるものの、ホースを保護するモールも床用の頑丈な品が採用されるので、破損や断線の心配はほぼありません。
プレミアムシリーズは配線可能な距離が比較的短いため、水栓から離れた場所に設置する場合はナノシリーズが主な選択肢となります。他の配線方法と異なり、人が歩く場所にホースが敷かれるので、足をひっかけての転倒などには十分注意してください。
設置する時のウォータースタンドの疑問を解決
最後にウォータースタンドによく寄せられる質問、およびそれに対する回答を紹介していきます。その他の疑問については公式HPの「よくあるご質問」をご覧いただき、それでも解決しない場合はコールセンターなどへ気軽に問い合わせてみてください。
疑問(1)賃貸でも設置できる?

水道直結型サーバーの初回工事では、水道管や収納扉に穴を開けたり、元ある部品を取り換えたりといった作業が行われるケースも少なくありません。
しかし、ウォータースタンドは、水栓や給水管に分岐部品を取り付けたら、あとはホースをサーバーにつなぐだけで設置作業が完了します。そのため住民判断での水道管工事などを禁止している賃貸物件であっても、ウォータースタンドであれば高確率で設置可能です。
また、退去時の原状復帰に関しても、分岐部品を取り外すだけで簡単に済ませられるため、修繕費用を請求される心配もありません。
「水ボトルの置き配が不要」など、設置関連以外のメリットも大きいので、賃貸住宅にお住まいの方は、むしろ優先的にウォータースタンドの利用を検討してみてください。
疑問(2)設置後、水道代はどれぐらい高くなる?

水道料金は地域によって若干の差はあるものの、基本的には1Lあたり0.2~0.3円程度が相場です。そのため、仮に1日10L前後サーバーを使用した場合、1ヵ月(約300L)あたりの水道代は、高くても100円にすら届かない計算になります。市販のミネラルウォーター が2Lボトル1本あたり100円弱であることを考えれば、どちらが経済的にお得かは容易に想像いただけることでしょう。
なお、機種ごとの詳細な水道代については明らかでないものの、標準的な性能のナノシリーズ「ネオ」が月々約61円となっており、他機種の水道代もこの数字に準ずる金額であると推測できます。
ウォータースタンドは電気代も含め、月々の光熱費にほとんど影響をおよぼすことはないので、ランニングコストが心配な方もぜひ気軽に契約してみてください。
疑問(3)食洗機と併用できる?

食洗機などで既に水栓からの分岐を行っている場合も、ウォータースタンド用に追加で分岐部品を取り付けることは原則可能です。食洗機の設置状況によっては、水栓分岐以外の取り付け方法を提案されるケースもありますが、作業自体は従来の工程と変わらないため追加料金などもかかりません。
もちろん原状復帰に必要な作業も分岐金具の取り外しだけなので、食洗機との併用は賃貸住宅などでも特に支障なく行えます。強いていえば設置スペースに困るリスクは多少増えますが、これも最終的には無料貸出品のスチールラックを利用すれば容易に解決できます。
疑問(4)契約中引っ越したら移設は有料?

引っ越しに伴ってサーバーを移設する際、初期費用とほぼ同額の手数料を請求してくるメーカーも少なくありません。しかし、ウォータースタンドでは移設作業が無料サービスとなっており、さらに引っ越し先が遠方の場合は同じ機種の新品を送ってもらえます。このサービスは最低利用期間内(契約後1年未満)であっても変わらず利用できるため、一人暮らし中の人や転勤の多い人には特におすすめです。
なお、移設にあたっては事前に住所変更の手続きが必要になるので、引っ越しが決まった時点で担当者またはコールセンターに必ず連絡を入れるよう心がけてください。
疑問(5)設置後の機種変更は可能?

ウォータースタンドでは設置から1年以上が経過すると、無料で機種変更ができるようになります。ウォーターサーバーに求める性能は、生活環境とともに変わっていくのが普通であり、1つのサーバーを5年も10年も契約し続ける人はそれほど多くありません。
ウォータースタンドでは、バラエティ豊かな商品群の中で定期的にサーバーを入れ替えられるため、生活環境がどう変わろうとも、つねに利便性を実感し続けることができます。
なお、設置から1年未満であっても、変更手数料9,900円(税込)を支払えば機種の入れ替えは可能です。事前訪問の段階で入念に機種検討が行われるため、設置後に「思っていたのと違う」となる心配はほとんどありませんが、万が一不便を感じた際は有料での機種変更も適宜検討してみてください。
疑問(6)井戸水にも対応している?

日本の水道法において、水質検査や消毒等の義務が課されているのはあくまでも水道水のみであり、自家の井戸水などに関しては自主検査を推奨するにとどまっています。しかし、ウォータースタンドの原水を井戸から供給するには、定期的な水質検査を必ず受けていなければなりません。
また、飲用としての水質基準を満たしている場合も、井戸水で使えるサーバーは「プレミアムシリーズ」の機種に限られます。
いずれにしても、井戸水がウォータースタンドに対応しているかは現場で調査しないと判断できないので、まずは地域担当スタッフに相談するよう心がけてください。
まとめ
ウォータースタンドは、水道直結が容易であるうえに設置パターンも豊富なため、狭い部屋や賃貸住宅などでも手軽にサーバーを導入することができます。
今まで設置場所への懸念からウォーターサーバーの利用をためらっていた方も、ぜひこの機会に省スペースで置ける機種が揃っているウォータースタンドを比較検討してみてください。