アルピナウォーター「スタンダードサーバー」を実際に使用した感想を紹介します。
小学3年生の女の子と中学1年の男の子、夫婦の4人暮らしですので、子どもがいる家庭の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」の特徴
まずは、アルピナウォーター「スタンダードサーバー」の特徴を紹介していきます。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」のデザイン
アルピナスタンダードサーバーのデザインは、その名の通りスタンダード、ごく普通のデザインです。わたしと娘はダークな色合いの都会的なウォーターサーバーや可愛いパステルカラー系も気になっていたのですが、夫とお兄ちゃんに「デザインよりも安いほうが良い」と言われてこちらを選びました。
白くシンプルなデザインなので存在が浮き立つことも無く気にならないので、結果的にこちらを選んで良かったと思っています。白いと言っても悪目立ちするような白さではないので、インテリアの中にあっても変にならず安心しました。
ショッピングセンターや美容室で見かけた女性らしいカラーのウォーターサーバーは、いざ家に入れて見ると合わなかったかもしれません。スタンダードサーバーで正解だったようです。
アルピナウォーターのアルピナスタンダードのサイズ
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」のサイズは、高さ1,000mm、幅270mm、奥行370mmです。
設置部分の面積はA4用紙2枚分と、意外に小さい印象です。横幅が30cmも無いスリムサイズなので、リビングのインターホン近くに設置しました。「置き場所大丈夫かな?」と心配な方はA4用紙2枚置いてチェックしてみればわかりやすいですね。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」の給水口
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」の給水口はCOLD(冷水)とHOT(温水)に分かれており、コップを透明のレバーに押し当てて出す「プッシュ式」です。銀色の給水口と透明のレバー、本体の白のコントラストはとても清潔感があります。
HOT(温水)にはチャイルドロック機能が搭載されており、レバーを押すだけではお湯が出ないようになっているので、小さい子どものヤケドが心配なママにも安心です。
しかし、COLD(冷水)にはチャイルドロックは付いていませんので「冷水レバーを押されてジャンジャン出すとか、イタズラされては大変!」と心配な方は、注文時に申し出れば、無料オプションで冷水給水口にもチャイルドロックを付けてもらえるので大丈夫です。
※スタンダードサーバーの場合、利用する地域によって機種が異なる場合があるため注意が必要です。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」の機能
アルピナスタンダードサーバーの機能はとてもシンプルです。自動クリーニング機能やエコ機能はありませんが、5℃の冷水と85℃の温水が出ます。わたしはスマホや家電なども機能満載のものは苦手で、シンプルが好きなのでとても満足です。
ウォーターサーバーはお水やお湯を美味しく飲むことが目的なので、ややこしい操作を行いたくありません。簡単な操作で使えるわが家のウォーターサーバーはどの年代の方が遊びに来ても「使い易いね、どこで買ったの?」と好感触です。
85℃程度の温水が出るため、熱々のお茶が飲め、鍋に入れて沸かせばすぐに熱湯も作れます。冷水は子どもの麦茶づくりや、運動会期間中はスポーツドリンクの粉末をアルピナの冷水で溶いてキンキンに冷やしたものを水筒に詰めて持たせています。
適温で出てくるので使い勝手が良く、シンプルな機能のアルピナスタンダードサーバーを選んで良かったと思っています。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」を選んだ理由
ここからは、アルピナスタンダードサーバーを実際に利用した感想を紹介します。
アルピナスタンダードサーバーはサーバーレンタル代が安くてお財布に優しい
アルピナスタンダードサーバーのレンタル代は629円とかなりお安くなっています。エコサーバーが956円なので迷わず安い方のスタンダードを選びました。
レンタル無料メーカーも多いですが、その分お水の価格が高くなっていたり、メンテナンス料金が別料金になっていたりするパターンもあります。
アルピナウォーターなら、サーバーレンタル代はお水の注文をお休みした月にも請求されますので、注文がランダムな我が家では、レンタル代も安く抑えるべきだと考ええています。
また、629円であっても、トラブルや不具合の際はきちんと対応してもらえたので、サービスに差が出るわけではないので安心ですよ。
アルピナスタンダードサーバーは小掃除プラス2年に1度の無償交換で大安心
アルピナスタンダードサーバーは月々のレンタル料が安いだけでなく、2年に1度無償でメンテナンスしてもらえます。自動クリーニング機能が付いていないけれど、2年に1度まるごと新しいウォーターサーバーに交換してもらえるのです。
もちろん、日頃からのお手入れも重要です。ボトル交換時の差込口はアルコールを含ませた清潔な紙(溶けないしっかりしたもの)で拭き取っています。この時、水道水や洗剤を使用すると、お水の質に悪影響を与える可能性があるので気を付けましょう。
蛇口周りや本体の拭き掃除は夫や子どもたちもお手伝いしてくれています。蛇口の内部は綿棒でキュキュッとなぞるようにして掃除すれば、いつでも綺麗なお水が出て来ます。背面部はホコリがたまって故障の原因になりやすいので、時々掃除機がけするとベストです。
アルピナウォーターには最低注文数が無いので注文ムラがあっても安心
アルピナウォーターではお水の料金が安くてメンテナンス料もかからないことなど、使う人にお得な部分がとても多いのですが、なかでも最低注文数が無いことはいつも助かっています。
わが家では夫が出張で不在にしたり、お兄ちゃんが部活の合宿で不在にしたりと不定期に予定が入りやすく、家に居ない時も多いため、どうしても毎月同じ本数のお水を消費できません。
最近はみんな家に居る時間が長くなったので逆に多く注文するようになっていますが、安定した量を飲み続けている感じではないのです。
しかし、アルピナウォーターなら、お水がいらない月は注文をお休みしてもサーバーレンタル料しかかかりませんし、追加注文も自由です。本数しばりやスキップ制限があるのが苦手なので、その都度注文できるのは助かりますね。
アルピナ「スタンダードサーバー」を使って感じたメリット・デメリット
サーバーレンタル料の安さや最低注文数がないこと、ウォーターサーバー自体の使いやすさなどでメリットばかりに思えるアルピナスタンダードサーバーですが、「ここはちょっと気になるかも…」というデメリットもあると思います。
アルピナスタンダードサーバーを実際に使って感じたメリット・デメリットを解説します。
アルピナスタンダードサーバーに感じたメリット
まずは、アルピナスタンダードサーバーに感じているメリットを紹介します。
メリット(1)リビングの空きスペースにさりげなく置けた
アルピナスタンダードサーバーは横幅が狭いスリムなウォーターサーバーなので、リビングにあるインターホン下に置くことにしました。最近断捨離をしてシンプルな部屋にしたので、アルピナスタンダードのスッキリした白とボトルのブルーがよくマッチしています。
最初はお水を運ぶ距離を考えて玄関に設置しようかとも考えたのですが、パパとお兄ちゃん、2人の男手に頼ることにしました。なかなかの重さのボトルではありますが、軽々と設置してくれる彼らを「すごーい!」とほめていると嬉しそうにやってくれます。
やはりみんなが集まるリビングへの設置はおすすめです。以前よりも飲み物をそのままリビングで飲むようになったので、おのずと家族の会話が増えた気がします。
また、リビングにアルピナスタンダードがあることで、冷蔵庫にアイスクリームを取りに行ったり、台所にお菓子を取りに行ったりする習慣も減りました。「とりあえずお水を飲む」行動に変化したので、ダイエットにもつながっているのかも?
メリット(2)麦茶・スポーツドリンクづくりにピッタリの無味無臭なお水
アルピナスタンダードサーバーを使うようになってから、ジュース三昧だった娘がお水やお茶を飲めるようになりました。「水に嫌なニオイがない」のだそうです。わたしは水道水でもお茶にしてしまえばわからないほど鈍感ですが、子どもは違うようですね。
小中学校では運動会シーズンや部活などの熱中症対策で、スポーツドリンク持参が許可される時期があるのですが、スポーツドリンクって案外高いですよね。家族の多いママに聞いたら「粉末のスポーツドリンクをお水で溶かして水筒に詰めて持たせている」と聞き、圧倒的にコスパ良いので真似しています。
でもその味が気になって思わず「粉のスポドリって本当に美味しいの?」と娘に聞いてみると「水が美味しいやつだから普通に美味しいよ」と答えてくれました。中学生のお兄ちゃんも同様です。子どもが喜んでくれるとウォーターサーバーにして本当に良かったなって思えますね。
メリット(3)2年に1度のサーバー無償交換で清潔に使える
毎日のお手入れは本当に簡単なので、ほとんど苦になりませんが、ウォーターサーバーの内部の汚れや劣化は正直なところ気になります。アルピナスタンダードサーバーなら、レンタルサーバー代が安い上に2年に1度まるごとサーバーを交換してくれるので安心です。
分解掃除や修理よりも新しいものが無償で使えると、他のウォーターサーバー会社に変えようかなと思っていても「やっぱり、まだ解約しないで使い続けようかな」と愛着がわいてきます。
メリット(4)お酒好きな夫が水を飲んだら二日酔いがなくなった
夫はお酒好きで毎晩のように、ビールやら缶酎ハイやらを楽しんでいますが、ここ数年は年齢を重ねて来たら二日酔いするようになっていました。そこでネットで調べて「和らぎ水(チェイサー)」を取り入れることにしたようです。
この和らぎ水は冷水よりも常温がベストとのことで、アルピナの冷水をあらかじめピッチャーに注いでおいて常温に近づけてから飲むと、二日酔いがなくなって目覚めも快適になったのだとか。
ちなみにわたしも寝る前にこのお水を飲んで、睡眠中の脱水を予防しています。年齢とともに体内の水分量は減っていくそうなので、カラカラに干からびてしまわないように、ピュアなお水を意識して摂りたいものですね。
アルピナスタンダードサーバーに感じたデメリット
デメリット(1)使用済みボトルの置き場所に困った
アルピナスタンダードサーバーを利用するうえでのデメリットで一番感じるのが、使用済みボトルの置き場所です。
上下に重ねて置ける発泡スチロールを貸していただいて(配達の人に言えば無料で借りられます)使っているので、バラバラになっているわけではありませんが、玄関は狭くなるし、見た目にもちょっと気になっています。
使用済みボトルが人目に付くのが嫌な人は、収納しておくスペースがあると良いでしょう。わが家の場合は子どもの自転車や部活の道具などが邪魔になっているせいかもしれませんので、もう少しボトルたちをスッキリ置ける方法は無いか模索中です。
デメリット(2)おしゃれなサーバーに目移りすることがある
ボトルが上に乗ったシンプルなデザインが気に入って、アルピナスタンダードを選んだものの、他社のおしゃれなデザインのサーバーが少し気になり始めています。
とくに小学3年生の娘は、「ウチにあるウォーターサーバーって地味じゃない?」と良く言うようになりました。お友達の家で可愛いパステルピンク色のウォーターサーバーを見たり使わせてもらったりした影響のようです。
しかし、アルピナのお水の味は気に入っていて変えたくないようなので、このままアルピナスタンダードサーバーを使うことにはなりそうですが。おしゃれなデザインが気になるお年頃のようですね。
デメリット(3)配達曜日が決まっている
アルピナでは週に2日の配達になりますが、地域によって配達曜日が決められています。使い始めたころは直接受け取れる日だったのですが、パートのシフトや子どもの予定などで玄関先に置いて行ってもらう形になった日は運ぶのがしんどいですね。
ずっと置きっぱなしというわけにも行かないので、家の中に入れるのはわたしがやることになります。12kgはやっぱり重たい。配達曜日が自由に選べたらいいなぁとも思いますが、その分お水代が安く使える理由にもなっているようなので、我慢ですかね。
ホームページなどを見て、あらかじめ自分の住む地域の配達曜日を確認しておくことをおすすめします。
アルピナスタンダードサーバーはこんな人におすすめ
アルピナスタンダードサーバーを実際に使った結果、どんな人におすすめだと感じているかを紹介します。
トータル料金が安く続けやすいウォーターサーバーにしたい
ウォーターサーバーのメーカーが増えたせいか、どこも競争のようでウォーターサーバー代無料のところは多いものの、トータルで見たら料金が思ったより高くて後悔しているという声は多く聞かれます。
アルピナスタンダードサーバーではサーバーレンタル料金が629円と安く、お水の価格も業界最安です。メンテナンス料金やサポート料もかかりません。また、契約期間の制約が短いところも大きなポイントだと感じています。
また、ウォーターサーバーには必ずと言っていいほど「最低利用期間」があり、多くのメーカーが「2年もしくは3年は契約を続けなければならないシステム」です。最低利用期間に満たない時期に解約すると解約金が発生するのです。
アルピナウォーターなら契約年数は1年と短いため、1年以内の解約には11,000円の契約解除金を請求されるものの、1年以上経過していれば無料でサーバー撤去や解約が可能となっています。解約金が15,000円を超えるメーカーもありますのでかなり良心的と言えるでしょう。
ウォーターサーバーを購入してみたけれど残念ながら合わなかった場合でも最低利用期間が1年と短いアルピナならばコストが小さく済むので安心ですね。
家族全員が安心して飲める衛生的でクセのないお水が良い
アルピナウォーターは長野県北アルプスの天然水をROろ過して99.9%不純物を取り除いたピュアウォーター(純水)です。RO水の中には水道水をろ過したものも多い中で、天然水が元になっているのはおいしさに違いが出てくると感じています。
そんなアルピナのお水は、ウォーターサーバーの内側にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分やにおいの付着の心配も無く安心です。味だけでなく衛生面が気になる人にも安全に飲むことができるのです。
来客が多くチャイルドロック機能付きが良い
小学3年生の娘のお友達とは家族ぐるみのお付き合いをしている人が多く、ときおり赤ちゃんや幼児も一緒に遊びに来てくれることがあります。特に熱湯は危ないので、チャイルドロック機能が付いていて助かりました。
それでも、どうしてもウォーターサーバーの給水口を触りたがる子がいるんですよね。子どもは、お水への興味が高まる年頃が必ずあるので、ガミガミ叱っても余計やりたがるだけで大騒ぎになってしまい逆効果。
他の人がサーバーからお水を出して飲んでいるのを見ると「自分もやりたい!」となってしまうのはごく自然なことです。「お水シャーッて出てくるよ、楽しいね」とサポートしながら他の人の分を入れさせてあげるとニコニコ顔でご満悦です。
せっかく遊びに来てもウォーターサーバーへのイタズラを注意してばかりでカリカリしていては楽しくないでしょう。ちなみにうちでは念のため冷水レバーの方にもチャイルドロックを取り付けてもらいました。
アルピナウォーター「スタンダードサーバー」まとめ
アルピナスタンダードサーバーは、スタンダードな見た目とシンプルな機能が魅力です。冷水だけでなく温水も使えるため1年を通して大活躍しますし、安心して使い続けるために欠かせない料金面もお得です。
ウォーターサーバーレンタル代はかかりますが、お水代やメンテナンス、サポート料などをトータルで見るとかなりお得に使えるウォーターサーバーと言えるでしょう。
そしてもちろん味も美味しいのですから、家族みんなでお得に飲めるお水をお探しの方は、アルピナスタンダードサーバーを選んでみてはいかがでしょうか?