Acrobatで作業していたら、知らぬ間にメニューとツールバーが表示されなくなっていた。そんな経験はありませんか? メニューバーだけでも表示されていれば、メニューからツールバーを表示できそうですが、両方見えないとなるとちょっと大変。そんなときの対処方法を含めて、表示に関するキーボードショートカットを紹介します。

突然消えたツールバーとメニューバー

AcrobatでPDFのレビューをしていたら、気づくとメニューバーとツールバーが消えてた。こんなこと、みなさん経験されていませんか?

Acrobatで作業中、メニューバーとツールバーが消えてしまった状態

右クリックしてメニューから再表示する項目を探してみても、該当する項目は見当たりません。一度PDFを閉じてから、再度開いてみると元に戻るので、とりあえず対処できるのですが、集中して作業しているときにこのような状態になるとストレスがたまります。

そこで、ちゃんとした対処方法を覚えておきましょう。

キーボードの[F9]キーを押してください。メニューバーが表示されます。再度押すと、メニューバーは非表示になります。[F9]キーは、メニューバーの表示/非表示のキーボードショートカットなのです。

[F9]キーを押すと、メニューバーが表示される

続いて、キーボードの[F8]キーを押してください。ツールバーが表示されます。再度押すと、ツールバーは非表示になります。ツールバーの表示/非表示のキーボードショートカットは[F8]キーです。

[F8]キーを押すと、ツールバーが表示される

さて、[F8][F9]キーというと、思い当たることはないでしょうか? そう、MS-IMEの文字種変換のキーアサインに当たっています。[F8]は半角英数字に変換、[F9]は全角英数字に変換です。

PDFのレビュー作業で、注釈にテキスト入力している際に[F8][F9]キーを使うことは自然なことです。文字の変換中であれば、ちゃんと正常に変換操作になりますが、すでに確定してしまったのに[F8][F9]キーを押すと「メニューバーとツールバーが消えた!」という状況になってしまうわけですね。

積極的に使って画面を広く使う

わかってしまえば、メニューバーとツールバーの表示/非表示のショートカットは、覚えやすいキーアサインとなっています。

ビジネスの現場では、ノートパソコンを使うことが多いでしょうから、できるだけPDF文書の内容を広く表示して見たいときなどは、積極的に活用するとよいでしょう。

ナビゲーションパネルの表示/非表示

メニューバーとツールバーの表示/非表示を覚えたなら、画面左側に表示されているナビゲーションパネルの表示/非表示の方法も覚えておきましょう。

ナビゲーションパネルの上で右クリックして(1)、メニュー下部の「ナビゲーションパネルボタンを非表示」を選択します(2)。これで、ナビゲーションパネルを非表示にできます。

ナビゲーションパネルの上で右クリックし(1)、メニュー下部の「ナビゲーションパネルボタンを非表示」を選択(2)

ナビゲーションパネルが非表示になり、若干左側が広くなりました。

ナビゲーションパネルが非表示になった

再度表示するには、[F4]キーを押します。ただし、ナビゲーションパネルが開いた状態で表示されます。ボタンの状態に戻すには、パネル上部の閉じるボタンをクリックしてください。[F4]キーを押してもかまいません。

[F4]キーは、ナビゲーションパネルのボタン表示と展開表示を切り替えるキーボードショートカットです。パネルそのものを非表示にするには、右ボタンからのメニューを使ってください。

[F4]キーを押すと、ナビゲーションパネルが表示される

閲覧モード

実は、Acrobatには、閲覧モードという、PDF文書の閲覧用のモードがあります。ツールバーの右上に表示された大きな矢印の[閲覧モードでファイルを表示]ボタンをクリックしてください。

[閲覧モードでファイルを表示]ボタンをクリック

メニューバーだけが残って、ツールバーやナビゲーションパネルは非表示になります。

閲覧モードでは、メニューバー以外は非表示になる

この閲覧モードにもキーボードショートカットが割り当てられており、CtrlキーとHキーを押すと、閲覧モードのオン/オフを切り替えられます。

CtrlキーとHキーを押して、元の状態に戻して見てください。HはHide(隠す)のHと覚えておくとよいでしょう。

CtrlキーとHキーを押すと元に戻る