SynapXionは10月28日、NTTデータ先端技術と協業を開始したと発表した。第1弾として、AI定着化アセスメントツール「Assessment Pro」を共同展開する。同ツールで可視化したギャップを埋める施策について、SynapXionのコンサルティングサービスとNTTデータ先端技術のデジタルソリューションサービスを組み合わせ、施策の実行まで支援する。
AI活用の状況と目標の差を8つの軸で可視化
Assessment Proは、企業におけるAI活用の状況を評価し、目標とする状態との差を分析するツール。SynapXionが開発・提供しており、NTTデータ先端技術は開発段階から、実装機能や顧客ニーズの観点で助言してきた。
両社は今回の協業を通じ、それぞれの顧客基盤に向けて、Assessment Proを活用した現状評価とギャップ分析サービスを共同提供する。これにより、企業のAI成熟度を可視化するとしている。
評価軸は、「戦略・ビジョン」「人材・スキル開発」「プロセス・業務変革」「文化・変革推進」「ガバナンス・リスク管理」「AI技術・ツール」「データ基盤・品質」「顧客価値創出」の8つで構成する。
このうち、SynapXionは「戦略・ビジョン」から「ガバナンス・リスク管理」までの5領域を担当する。具体的には、AIグランドデザインやAI利用ガイドラインの策定、AIリテラシーの向上、業務プロセスの再構築、組織風土の醸成などを支援する。
一方、NTTデータ先端技術は、「AI技術・ツール」と「データ基盤・品質」の2領域を担う。AIソリューションの選定やシステム実装、PoCの技術検証に加え、データ整備やモデリング、セキュアなデータ連携・分析基盤の構築などに対応する。
残る「顧客価値創出」は両社が共同で担当し、新たな顧客体験やビジネスモデルを企画するとしている。Assessment Proで可視化したギャップについて、両社が専門領域を分担しながら具体策の実行を支援するという。
