TDCソフトは10月15日、企業のAI活用を構想段階から実行段階へ進めるコンサルティングサービス「AI-Native変革デザイン支援サービス」の提供を開始した。AI活用の成熟度を診断するアセスメントに加え、AI活用テーマの優先順位付けや全体設計、90日間のアクションプラン策定までを一体で支援する。

  • 「AI-Native変革デザイン支援サービス」の概要

    「AI-Native変革デザイン支援サービス」の概要

8つの評価軸でAI活用の現在地を可視化

生成AIやAIエージェントの導入が広がる一方で、多くの企業では「AI活用の次の一手が分からない」「どの業務から適用すべきか判断できない」「効果を説明できない」といった課題を抱えているという。同社は、AIを単なるツール導入ではなく、人材や組織、業務プロセスに組み込み、継続的な事業価値創出につなげる必要があるとしている。

新サービスでは、AI戦略・ビジョン、投資・価値管理、AI人材・育成、推進人材、ガバナンス・倫理、データ基盤、AI活用基盤・ツール、組織文化・実験文化の8つの観点から組織の成熟度を評価する。これにより、AI活用における強みや課題を可視化する。

対象は経営層や事業部門責任者、PMO(Project Management Office)、企画担当者、開発リーダー、AI推進責任者など。標準期間は2~4週間としている。

AI活用候補の優先順位付けと90日計画を策定

同社は企画、要求、設計、実装、テスト、保守といった開発ライフサイクルごとにAI活用機会を洗い出し、事業価値と実現可能性の観点から優先順位を付ける。さらに、事業目標や対象バリューストリーム、AIユースケース、KPI、リスクなどを整理した「AI-Native Value Blueprint」を作成し、90日間の具体的な実行計画へ落とし込む。

TDCソフトは2026年2月にScaled Agileと国内初となるAI-Nativeパートナー契約を締結しており、今後はAI-Nativeプロセス改革支援(仮称)、AI-Native実践支援(同)、AI-Native組織展開支援(同)といった関連サービスも順次展開する予定だ。