ONLINE FACEは10月25日、eラーニングプラットフォーム「ONLINE FACE」を活用し、ドローン操縦者向け教育と資格講習のオンライン化支援を開始したと発表した。顔認証を中心とする多要素認証を用いて受講中も本人確認を行い、代理受講や複数端末での同時視聴などを防ぐ。

ランダムな本人認証で代理受講や離席を検知

ONLINE FACEは、オンライン環境における本人確認と不正対策を自動化するeラーニングシステム。ドローン操縦者向けの講習・研修では、受講者が本人であることや、規定どおりに受講していることを確認する。

本人認証は講習の開始時だけでなく、受講中にもシステムのバックグラウンドで複数回実施する。認証のタイミングは独自のアルゴリズムによってランダムに設定され、受講のたびに変わる仕組みだ。

離席やなりすまし、居眠りなどによって認証に失敗すると、受講者の画面にエラー警告を表示する。制限時間内に再認証できなかった場合は、講義を一時中断し、講義の冒頭、もしくは最後に認証に成功した地点まで戻す。

  • 本人認証はランダムに行われる

    本人認証はランダムなタイミングで行われる

顔写真や別のモニターに表示した自撮り写真を使った代理受講についても、深層学習を用いるAI不正検知システムで判定する。さらに、認証時に取得した画像の背景をAIで分析し、移動中の受講などを判定するという。

別サイトの閲覧や複数端末での同時受講も防止

不正なブラウザ操作を検知する機能も備え、講習中に動画共有サイトやネットショッピングサイトなど、講義と関係のないページへ移動し、別のウィンドウで作業することを防ぐ。

同一人物がパソコンやタブレット、スマートフォンなど複数の端末から同時にログインし、異なる講義を並行して受講する行為にも対応する。受講開始時刻と終了時刻を記録して照合することで、所定の受講時間を満たしているかも判定するという。

このほか、申し込みから決済、受講、試験、アンケート、デジタル修了証の発行までを一括して管理できる。講習履歴や修了状況も一元管理し、既存システムとはCSVまたはAPIで連携可能としている。専用機器や専用アプリのダウンロードは必要ない。

同社は、こうした本人確認や不正防止、受講管理の機能を通じ、法令遵守が求められるドローン操縦者向け教育と資格講習のオンライン運用を支援するとしている。