Neowinは、「This Windows feature has been eating users' RAM for years, Microsoft still hasn't fixed it - Neowin」において、Windows 11の「スマートフォン連携(Phone Link)」がメモリリークしている可能性を伝えた。
これはRedditおよびMicrosoft Learnへの投稿で明らかになった。投稿者の1人はPCの使用中に動作が遅くなったことからタスクマネージャーを起動したところ、起動に3分かかったことで異変に気がついたと報告。消費リソースを確認したところ、スマートフォン連携が約25GBのメモリを消費し、さらに一部のサービスが約23GBのメモリを消費していたという。
メモリリークの疑い、数十GB消費の報告も
メモリリークは、アプリが確保したメモリ領域を使用後も解放しないソフトウェアの不具合だ。メモリを際限なく確保し続けるため、メモリスワップ(補助記憶装置をメモリーの代用にする技術)を引き起こしてシステム全体の動作を著しく低下させる原因となる。
今回確認された報告をまとめると、スマートフォン連携および関連サービスの「Microsoft Cross Device Service」が数GB~数十GBのメモリーを消費する可能性がある。画像処理ソフトウェア、ゲーム、ローカルAIなどを除き、数GBのメモリを消費することは珍しいことから、メモリリークが発生している可能性がある。
しかしながら、不具合は確認できなかったとの報告もあり、すべてのユーザーに影響するとは限らないようだ。これまでのところ、不具合が発生する条件は特定されていない。
Microsoftが対処法を案内も改善報告はなし
Microsoft Learnの投稿では、モデレーターが複数の修復手順を解説している。具体的にはスマートフォン連携のアップデートおよびスタートアップの無効化、Microsoft Cross Device Serviceのデータ削除を提案している。
しかしながら、実施したユーザーから成功しなかったことが報告されており、この手順では解決しない可能性がある。そこでNeowinは確実な解決方法として、スマートフォン連携の使用の中止を提案している。利便性は低下するが、現状では唯一の解決手段と言える。
