エレコムは7月28日、「無線LANルーターなど一部のネットワーク製品のセキュリティ向上のためのファームウェアアップデート実施のお願い | エレコム株式会社 ELECOM」において、同社製の無線LANルータから複数のセキュリティ脆弱性が発見されたと報じた。
これら脆弱性を悪用されると、製品にログインできる攻撃者によって任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
確認された脆弱性
脆弱性の情報(CVE)は次のとおり。
- CVE-2026-59764 - WebUIにOSコマンドインジェクションの脆弱性。製品にログイン可能な攻撃者は、任意のOSコマンドを実行できる可能性がある(CVSSv4スコア: 8.6)
- CVE-2026-44387 - WebUIに反射型クロスサイトスクリプティング(RXSS: Reflected Cross-Site Scripting)の脆弱性。攻撃者はログイン中のユーザーのWebブラウザー上で、任意のスクリプトを実行できる可能性がある(CVSSv4スコア: 5.1)
- CVE-2026-61376 - 設定の復元機能にOSコマンドインジェクションの脆弱性。製品にログイン可能な攻撃者は、任意のOSコマンドを実行できる可能性がある(CVSSv4スコア: 8.6)
影響を受ける製品
脆弱性が存在するとされる製品およびファームウェアバージョンは次のとおり。
- WRC-X3000GS3-B Ver.1.07よりも前のバージョン
- WRC-X3000GS3A-B Ver.1.07よりも前のバージョン
- WAB-M1775-PS Ver.2.1.12よりも前のバージョン
- WAB-S1775 Ver.2.1.12よりも前のバージョン
- WAB-M2133 Ver.2.0.13よりも前のバージョン
- WAB-I1750-PS Ver.2.0.7よりも前のバージョン
- WAB-S1167-PS Ver.2.0.7よりも前のバージョン
修正版ファームウェア
脆弱性を修正したとされる製品およびファームウェアバージョンは次のとおり。
- WRC-X3000GS3-B Ver.1.07およびこれ以降のバージョン
- WRC-X3000GS3A-B Ver.1.07およびこれ以降のバージョン
- WAB-M1775-PS Ver.2.1.12およびこれ以降のバージョン
- WAB-S1775 Ver.2.1.12およびこれ以降のバージョン
- WAB-M2133 Ver.2.0.13およびこれ以降のバージョン
- WAB-I1750-PS Ver.2.0.7およびこれ以降のバージョン
- WAB-S1167-PS Ver.2.0.7およびこれ以降のバージョン
アップデート方法と対策
脆弱性の深刻度は重要(Important)と評価されており注意が必要。当該製品の一部は工場出荷時に自動更新が設定されているが、その他の製品および設定を変更した製品では手動で更新する必要がある。当該製品を運用している管理者は、ファームウェアバージョンを確認し、必要に応じて更新することが望まれている。
