スペースワンは、カイロスロケット3号機のクラウドファンディングについて、目標金額8,000万円を2月24日に達成したことを発表。あわせて、3月以降の打ち上げに向けて最終準備が進む、ロケットの機体画像を公開した。
「民間ロケット『カイロス』3号機打上げへの大挑戦 #希望の星を宇宙へ」と銘打ったクラウドファンディングは、2025年12月15日から2026年2月25日23時まで実施し、最終的な支援総額は8,238万9,000円となった。集まった支援金は、同ロケットの打ち上げ費用の一部のほか、射場周辺地域との連携事業などに活用するとしている。
ロケットの機体には、この取り組みにおいて「機体へのロゴ掲出」のリターンで支援した企業各社のロゴを掲出。ほかにも、組立足場(PST)や記者会見バックボードなどにも各社のロゴを掲出することになっている。ロゴ掲出の支援企業は以下の通り。
カイロスロケット3号機 機体ロゴ掲出 支援企業
- キヤノン
- IHI エアロスペース
- 日本政策投資銀行
- 奥井組
- 光洋機械産業
- テクニカルサポート
※機体最上段からロゴ掲出順
ロケット組立足場(PST)ロゴ掲出 支援企業
- 清水建設
- 関西電力
- 関電プラント
- みずほ銀行
- 奥井組
- JFE エンジニアリング
※右上段からロゴ掲出順
記者会見バックボード ロゴ掲出 支援企業
- 佐藤精機
- 東洋航空電子
- パスコ
- 童夢
※五十音順
クラウドファンディングプロジェクトページへのロゴ掲載 支援企業
- オービタルエンジニアリング
※五十音順
カイロスロケット3号機は固体3段+小型液体ブースターで構成した、全長18m・重量23tの小型ロケットで、軌道投入できなかった2号機同様、高度500kmの太陽同期軌道(SSO)という同じ条件で打ち上げる。今回のミッションでは、テラスペースの「TATARA-1R」をはじめ、計5機の人工衛星を宇宙へ運ぶ。
同ロケットは当初、2月25日の打ち上げを予定していたが、天候判断を踏まえて延期し、2月中には打ち上げないことを告知済み。事前に公表している予備期間(3月25日まで)に変更はなく、予定日の2日前までに公表するとしていることから、早ければ3月以降に打ち上げると見られる。


