弥生は5月16日、、デスクトップソフト「弥生ネットワーク」と、ホスティングサービス「かんたんホスティング for アプリ(以下、かんたんホスティング)」を組み合わせた一体型パッケージ「弥生ネットワーク クラウドホスティング」の提供を開始したことを発表した。

  • 「弥生ネットワーク クラウドホスティング」の提供を開始する

    「弥生ネットワーク クラウドホスティング」の提供を開始する

サービス提供開始の背景

中小企業においては業務のデジタル化とクラウド活用の重要性が高まっているが、操作感の変化やデータ移行コストが課題となり、慎重な検討を進める企業も少なくない。

こうした課題を解決し、企業の業務効率化と利便性向上を支援するため、弥生は2009年よりデスクトップソフトのネットワーク製品をクラウド上で利用できるホスティングサービス「かんたんホスティング」を、中小企業向けのIT支援を強みとするインストラクションと提供してきた。

同サービスを活用することで複数拠点からのアクセスが可能となり、リアルタイムでのデータ共有を実現。また、法改正への迅速な対応が可能になるほか、専用サーバの設置や管理が不要になることで企業の負担軽減も期待できる。

弥生ネットワーク クラウドホスティングのサービス概要

弥生は今回、より多くの企業がネットワーク製品と「かんたんホスティング」をスムーズに導入できるよう、「弥生ネットワーク クラウドホスティング」の提供を開始した。同サービスは弥生のネットワーク製品とクラウド環境を一括で提供することで、導入時の負担軽減と運用コストの最適化を支援するという。

同サービスはインターネット接続のみで、弥生のネットワーク製品をクラウドで利用可能となる。複数のパソコンから同時にデータ入力や確認が可能となるほか、離れた拠点のデータもリアルタイムに確認し更新可能。会計・販売のデータを使った集計や分析作業も効率化できるという。