KDDIとSupershipが共同運営する法人向けメッセージ配信サービス「KDDI Message Cast」は9月17日、10月からの郵送料値上げに対応して企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援する新オプション、「KDDI Message Cast for DXハガキ」(以下、DXハガキ)の提供を開始したことを発表した。

  • DXハガキのサービスイメージ

    DXハガキのサービスイメージ

DXハガキによる顧客コミュニケーション

DXハガキは、郵送によるダイレクトメールの課題に加え、Eメールやメッセージングアプリによるデジタル化でも解決できない課題の解消を目的に開発されたソリューション。郵送のダイレクトメールと比較して1通当たりのコストを削減しながら、データを活用した効果的なマーケティングを実現するという。

従来のデジタル手法では困難だった、ログイン不要のパーソナライズされた専用インターフェースのURLをSMSで送付することで、顧客との双方向コミュニケーションを可能とする。これにより、企業は顧客とのコミュニケーションを深化させながら業務効率の向上とマーケティング効果の向上を図れるという。

迅速かつセキュアに情報提供

同サービスは専用アプリが不要でSMSに届いたURLをタップするだけで、専用アプリのインストールや事前登録などをせずに情報にアクセス可能。ログインが不要でユーザーの専用ページへダイレクトに案内できるため、ログイン画面による離脱も防げるという。また、サーバに個人情報を格納せず安全に運用することでセキュリティを担保する。

専用ページでの双方向コミュニケーション

画一的な情報でなく顧客ごとにカスタマイズされた適切な情報を発信可能なため、顧客満足度の向上と高い反応率をサポートする。さらに、選択項目や入力フォームを実装することで、アンケートや日程調整がWeb上で完結できる。