Webサイトやアプリの多言語化ソリューションを提供するWovn Technologiesは8月9日からアプリ用の多言語化ソリューション「WOVN.app」にプッシュ通知の多言語化機能をリリースする。

  • プッシュ通知多言語化のイメージ(同社資料より)

最大43言語、77のロケールの多言語化機能を持つ同社のソリューションは、Webサイトへの1行スクリプトで多言語化機能を加える「WOVN.io」やアプリ多言語化の「WOVN.app」で提供されているが、8月9日からはアプリのプッシュ通知の多言語化機能を搭載する。7月にはGoogleのオープンソースのフレームワーク「Flutter」への対応を図り、SDKの提供を開始。Flutter、React Native、Swift、Objective-C、Java、Kotlinの開発環境において同社ソリューションでの多言語化が可能になっているが、8月9日からはプッシュ通知の多言語化機能をリリース。従来のユーザーの利用言語に応じた「翻訳」「ユーザーグループの作成」「配信」というステップを踏むことなく、元言語でのプッシュ通知がユーザーのデバイス設定言語に応じて自動的に切り替わる。

  • WOVN.appの概要(同社資料より)

サービス公式サイトWOVN.io

最近では横河電機のグローバルサイトでのタイ(タイ語)、ブラジル(ポルトガル語)、南米地域の国々(スペイン語)対応(ニュースリリース)、バンダイナムコアミューズメントのカプセルトイ専門店やバラエティスポーツ施設公式サイトへの4言語対応(ニュースリリース)、神戸新聞社の「デイリースポーツ online」での3言語対応(ニュースリリース)などシステム開発やサイト運用にかかるコストの圧縮や導入期間の短縮のニーズをくみ取り導入実績を伸ばす同社。公式サイトにはその導入実績が掲載されているが、多言語化ソリューションを導入するサイトは18000、インバウンドから社内従業員のためのイントラサイトまで多言語化のメリットが広く掲載されている。