キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は7月21日、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」の小中高向け新製品「in Campus School IM」(インフォメーション・マネジメント)を、契約ユーザー数に応じた料金で提供可能なサブスクリプション型の新サービスとして8月1日より販売開始することを発表した。価格は月々300円(1ライセンス)。
「in Campus School IM」は、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」の小中高向け新製品。散在する学校情報を集約したデジタルプラットフォームとして機能することで学校業務の効率化を図るとともに、教職員・児童/生徒・保護者、それぞれの双方向コミュニケーションを活性化させることで個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現を目指す学校現場を支援するとしている。
お知らせ、カレンダー、アンケート、各種リンクなどがポータル画面に表示され、校内の各種情報が一目で確認可能。教職員は担当クラスの出欠状況を確認でき、保護者は学校への各種申込みをポータルからいつでも申請できる。
教職員と児童/生徒がオンラインで「教材配布」や「課題提出」などの対応をすることが可能となり、トップ画面では児童/生徒がアクセスした場合は「時間割」を、教職員がアクセスした場合は「出講表」を表示するなど、それぞれの立場を考慮した利用が可能。
また、児童/生徒の学習履歴や成績、模試結果や課外活動などを「ダッシュボード」で可視化でき、受験情報も入力することで在校生と卒業生の成績比較も可能で、日々の児童/生徒面談に活用できるという。
学校・家庭など場所を選ばず利用可能なクラウド型のサービスモデルで、児童/生徒1名につき1ライセンスの購入が必要。価格は1ライセンス月々300円(児童/生徒1名と保護者1名分の利用が含まれる)。