凸版印刷は7月3日、フォトシンス、トライバルと共同で、顔情報のみで時間単位の会議室の予約やスマートロックと連携した顔認証入退室管理ソリューション「ピッコネ」を開発したことを発表した。企業向けに10月より販売開始する。価格は個別見積もり。

  • 「ピッコネ」の活用の様子/(c)TOPPAN INC.

    「ピッコネ」の活用の様子/(c)TOPPAN INC.

「ピッコネ」は、生活者主権の情報流通管理プラットフォーム「MyAnchor」とスマートロックを活用したクラウド型IoTサービス「Akerun」、顔認証デバイス「kaopa」とのセキュアなデータ連携により、顔情報のみでの手ぶらチェックインによる時間単位のスペース利用が可能となる顔認証入退室管理ソリューション。

非接触での顔パス解錠に加え、マスクをつけた認証も可能な認証率99.8%の高精度な顔認証システムを実現する。顔認証に必要な顔画像はPCのほか専用アプリを利用してスマホからも利用者自らが手軽に顔登録が可能。「Akerun」と連携し、顔認証によるドア解錠が可能となる。

APIによるサービス連携やカスタマイズも可能で、たとえば会議スペースの空き状況や予約システムなどをカスタマイズできるなど、顔認証サービスだけでなく様々な機能追加により、オフィスのDX化を支援するとしている。