Microsoftは現地時間16日、同社の統合開発環境「Visual Studio 2022 バージョン17.6」が一般提供となったことを公式ブログで発表した。2025年1月までのLTSC(Long-Term Servicing Channel)版となる。各種インストーラーは公式サイトからダウンロードできる。

生産性の向上をテーマに改良を重ねてきたVisual Studio 2022バージョン17.6では、大規模プロジェクトにおけるパフォーマンス向上を図っている。公式ブログでは、Chromium開発でのソリューションフィルタ活用を例に、キャッシュ(一度読みこんだあと)された11,000のプロジェクトの読み込みで数倍の高速化(以下v17.5との比較)、クロージングでも概ね50%の時間削減を示している。

  • 公式ブログ掲載のパフォーマンス

    公式ブログ掲載のパフォーマンス

エディター部にも、長いコードをスクロールする際に迷わないようネームスペースやクラス、メソッドを上部に固定表示できる"StickyScroll/固定スクロール([ツール]→[オプション]→[テキストエディター]→[全般])"、同様に[全般]の[Enable brace pair colorization]では括弧ペアを異なる色付けで明快にするなど、プレビュー版で試験運用されてきた大量のコードの読み書きを求められる開発者に有益な機能を提供する。組織でのマネジメント機能では、従来のWindowsネットワーク上(UNC/Universal Naming Convention)での配布に加えて、http経由で内部Web サーバーからレイアウトをホストできる機能が追加されている。地理的に異なる場所にある複数のファイル共有を管理する必要がある企業が、Webサーバーのキャッシュを利用してメンテナンスを簡素化、ダウンロードのパフォーマンスを向上させることも可能になるという。その他、新機能や改善は多岐にわたるが詳細はリリースノートに掲載されている。

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