Vicorは4月12日(米国時間)、4月18日~20日にかけて米デトロイトにて開催される米自動車技術会であるSAE International主催の「World Congress Experience 2023(WCX2023)」において、高電力密度で拡張性の高い、モジュールで構成する電源システム技術を用いた、電動車( xEV)向けの電力供給における4つのアプローチを発表することを明らかにした。

電動化が進む自動車業界。中でも次世代xEVプラットフォームには、小型・軽量化が必要であり、同社では自社の電源モジュールを用いることで、EVの高電力密度・高効率の電力供給が実現できることをアピールしたいとしている。

予定されている4つの講演のタイトルならびに講演者の氏名は以下の通り。

  • 電源モジュールを用いたハーネス軽量化によって航続距離の不安を解消(Nicolas Richard:Vicor EMEA Automotive Sales and Field Applications Director)
  • 帯域幅の広いDC-DCコンバータを用いて高電圧ラインのリップルを除去(Haris Muhedinovic:Vicor Automotive Principal Field Applications Engineer、Ranya Badawi:ジェネラルモーターズ Power Converter Engineer Technical Specialist)
  • 400V/800Vアーキテクチャを適応させる、双方向電圧変換(Matt Jenks:Vicor North American Director of Automotive)
  • 400Vまたは800V EVの電気システムの冗長化(Patrick Kowalyk:Vicor Automotive Principal Field Applications Engineer)