アルプス システム インテグレーション(ALSI)は4月11日、Microsoft 365を利用している法人に勤める情報システム管理者667名を対象に2月20日〜24日実施した「社内問い合わせ対応とその自動化に関する利用実態調査」の結果を発表した。

  • 職場におけるチャットボットの導入について、「社内向けに利用している」 が26.4%

    職場におけるチャットボットの導入について、「社内向けに利用している」 が26.4%

Microsoft 365を利用している法人に勤める情報システム管理者667名に「職場でのチャットボット導入状況」について聞いたところ、「社外向け」の利用は16.2%、「社内向け」の利用は26.4%と社内向けでの利用が進んでおり、その利用方法は「社内にて導入済みサービスのナレッジ共有」が51.7%で最多となった。

  • 「チャットボットの利用シーン」について、「社内にて導入済みサービスのナレッジ共有」が51.7%で最多

    「チャットボットの利用シーン」について、「社内にて導入済みサービスのナレッジ共有」が51.7%で最多

PC・プリンターの設定や各種申請などの社内問い合わせ対応については「担当者に直接確認」が69.6%で最多、次いで「知っていそうな従業員・職員に確認」が39.9%と、担当者を中心に人力で対応している現状が明らかになった。

  • 社内問い合わせ方法について、「担当者に直接確認(総務・管理部など) 」が69.6%で最多

    社内問い合わせ方法について、「担当者に直接確認(総務・管理部など) 」が69.6%で最多

それらの解決方法について「とても負荷がかかっている」、「負荷がかかっている」と回答した割合は「紙や保管先サーバを案内」が54.3%と最も高く、次いで「担当者に直接確認」が51.1%。最も低いのは「ポータルサイトで確認」で29.7%、次いで「チャットボットで確認」は38.8%と、人力や紙などを案内するのに比べてポータルサイトやチャットボットを利用する場合の負荷は低いことがわかった。

  • 社内問い合わせ方法について、「担当者に直接確認(総務・管理部など) 」が69.6%で最多

    「担当者に直接確認(総務・管理部など) 」について、「とても負荷がかかっている 」9.3%、「負荷がかかっている」が41.8%