アルプス システム インテグレーション(ALSI)は11月24日、企業や官公庁などの法人に勤める情報システム管理者415名を対象に実施した、USBメモリなどの外部メディアに関する利用実態調査の結果を発表した。
企業や官公庁などの法人に勤める情報システム管理者415名に「外部メディアを利用して情報を持ち出すことについて規定はありますか 」と聞いたところ、 86.0% が「ある」と回答した。「規定がある」と回答した357名に、「外部メディアに書き出す情報」の管理状況を聞いたところ「管理していない」が21.6%に上る結果となった。
また、「あなたの職場で利用していた外部メディアが紛失・盗難被害にあったことはありますか」と聞いた質問では、21.7%が「ある」と回答している。
「外部メディアを利用するにあたり、導入したいセキュリティ対策はありますか」と聞いた設問では、 「パスワード設定」が36.6%で最も多かった。これに、「外部メディア自体を暗号化」(28.2%)、「不正な書き出し(エクスポート)操作の検知・アラート」(25.5%)が続いている。