EY Japanは3月30日、鳥飼八幡宮(福岡市中央区)のメタバース神社構築を支援すると発表した。完成は2023年5月を予定している。

  • 鳥飼八幡宮 メタバース神社 コンセプトアート

    鳥飼八幡宮 メタバース神社 コンセプトアート

鳥飼八幡宮は約1,800年間、信仰の場や神聖な場であると同時に地域の人々のつながるコミュニケーションの場として機能し、地域の文化を作り育てながら、伝統を支える役割を担っている。今の時代に沿った神社の在り方の最適化を検討する中、新しい取り組みとしてEYとメタバース神社を構築することとなった。

EY Japanは、新しい取り組みを模索している企業やリアルとデジタルの融合に課題を持つ企業に対し、メタバースをはじめとしたデジタル技術活用とクライアント支援で培った知見を融合させることにより事業の開発・発展を支援している。

今回は、先端技術を用いてクライアント向けアセット開発を行う組織クライアントテクノロジーハブ、福岡県をはじめ九州の地域経済の成長、発展に貢献することを目指すEYデジタルハブ福岡、デジタルの力を活用してクライアントの変革をサポートするテクノロジーコンサルティングが中心となり、鳥飼八幡宮の新しい挑戦を支援する。

今回のプロジェクトでは、鳥飼八幡宮の神社・境内を3Dで再現するメタバース化を進めるとともに、インタラクティブな仕掛けも用意し、ユーザーに体験してもらうメタバース神社の実現を予定。地域の拠点の場となる神社にデジタル技術の活用することにより、地域交流や地域振興、文化の発信など、デジタルを活用した新しい取り組みの実現を目指す考えだ。