Microsoftは1月11日(現地時間)、「Microsoft 365」の新しい料金プランである「Microsoft 365 Basic」を発表した。利用料金を抑えた個人向けのエントリープランであり、年額で19.99ドル(日本では2,244円)、月額だと1.99ドル(同229円)で、100GBのクラウドストレージや広告なしのOutlookメールなどを利用できる。現行の「OneDrive Standalone 100 GB」プランの後継として位置付けられており、2023年1月30日から開始される予定となっている。
Microsoftの紹介ページでは、Microsoft 365 Basicに加入した場合、次の機能を利用できると説明されている。
- OneDriveのおける100GBの追加ストレージ容量
- Outlookのメールや予定表、ToDoリスト、連絡帳などを安全かつ広告なしで利用可能
- Microsoft 365とWindows 11に関するエキスパートのサポート
- Web版とモバイル版のOfficeアプリにMicrosoftアカウントでアクセスできる
Microsoft 365 Basicは現行の「OneDrive Standalone 100 GB」プランの後継であり、現在OneDrive Standalone 100 GBプランを契約しているユーザーは2023年1月30日に自動的にMicrosoft 365 Basicに切り替わるという。現行プランには広告なしのOutlookメールやエキスパートによるサポートは含まれていないため、新プランに移行することでサービスが拡充されることになる。なお、Microsoft 365の無料プランについても引き続き提供されるとのことだ。