アシストは12月19日、アシストが取り扱うミドルウェア製品のAWS上への導入を支援するソリューション「パッケージ on AWS」の提供を開始すると発表した。その第1弾として、統合システム運用管理「JP1」など7製品に対応し、順次、他のミドルウェア製品にも展開していく。

  • 「パッケージ on AWS」の5段階の支援

    「パッケージ on AWS」の5段階の支援

「パッケージ on AWS」は、アシストのAWS専任技術者と各ミドルウェア製品の専任技術者が密に連携し、要件ヒアリングから、契約、構築、さらには運用開始後のフォローまでをトータルに支援するソリューション。

具体的には、提案(要件ヒアリング、AWSおよび各ミドルウェア製品のシステム構成検討、見積もり)、契約(AWSおよび各ミドルウェア製品一括でアシストにて対応)、研修(顧客企業がノウハウを習得可能なスキルトランスファー型で提供)、設計・構築(AWSおよび各ミドルウェア製品の専任技術者の連携による構築)、アフターフォロー(最新情報提供など運用開始後のフォロー)の5段階で支援する。

これにより顧客企業は、各ベンダーとの契約業務や個別のシステム構成検討、ベンダー間の仲介といった煩雑さから解放される。加えて、AWS上でアシストが取り扱うミドルウェア製品を最短で利用開始でき、それぞれの領域の責任分界点が曖昧となるリスクや、問題発生時の切り分け業務を回避し、最適で安心した状態で利用し続けることが可能になるとしている。

現在、運用管理ツール「JP1」(日立製作所)、「Zabbix」(Zabbix LLC)、BIプラットフォーム「Qlik」(Qlik Technologies)、データ連携/ファイル連携基盤「DataSpider Servista」、「HULFT」(セゾン情報システムズ)、ETL基盤「Precisely Connect(Precisely)、統合ログ管理システム「Logstorage」(インフォサイエンス)の7製品について、AWS上での構築をトータルに支援可能で、今後も「パッケージ on AWS」対応製品を拡大させていく予定だという。