伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月19日、複数のクラウドで構成されるシステム環境に、最適な接続環境と運用サービスを提供する「MSP for Open Hybrid Network」を同日より開始することを発表した。

  • MSP for Open Hybrid Networkのイメージ

    MSP for Open Hybrid Networkのイメージ

CTCは、オープンハイブリッドインフラサービス、マネージドサービス、セキュリティサービス、クラウドネイティブサービスなどで構成するハイブリッドクラウド支援サービス「OneCUVIC」を提供している。

「MSP for Open Hybrid Network」は、オープン・ハイブリッドクラウド環境に最適なネットワークを顧客のニーズや状況に応じて柔軟に組み合わせ、マネージドサービスを含めて提供するもの。

顧客の拠点と複数のクラウドに閉域網やSD-WANを利用して接続し、広帯域・低遅延な接続環境を実現するMegaportの「マルチクラウド接続サービス」や、インターネット環境を活用して柔軟なWAN接続を実現する「SD-WAN」、通信事業者が提供する閉域網や専用線などの接続方法を用意する。

また、CTCのサイバーセキュリティ運用サービス「CTCマネージド・セキュリティ・サービス(CTC-MSS)」とも連携し、SaaSやインターネットへのアクセスのセキュリティ強化も実現するという。

同社は「MSP for Open Hybrid Network」をハイブリッドクラウドやマルチクラウドの導入を検討している企業を中心に展開し、1年間で100件の受注を目指すとしている。

  • OneCUVICの中でのMSP for Open Hybrid Networkの位置づけ

    OneCUVICの中でのMSP for Open Hybrid Networkの位置づけ