伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月7日、セールスフォース・ジャパンのビジネスユニットであるMuleSoftとSIパートナー契約を締結し、APIの設計、開発、各種システムとの連携や運用管理を含めたシステム構築支援サービスを提供することを発表した。

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MuleSoftは、システム間での円滑なデータ連携を実現するため、APIの設計、開発、運用管理を可能とするAPI統合プラットフォーム。

仕様の異なるシステム間でもMuleSoftを通じ、APIやプリセットのコネクタを用いて簡単にシステム・データ連携が実施でき、また既存システムの機能のAPI化も容易に実現でき、システム改修や新規システムの開発において既存システムの機能を有効活用することが可能。一度作成したAPIは再利用可能で、開発の効率化とコスト削減につながるとしている。

CTCは、MuleSoftの活用を検討している顧客に対し、既存システムや連携先のシステムの環境調査、コネクタの設計や実装、動作確認などを実施し、検証や商用の環境構築を支援する。また、システム連携に関わる構築支援に加え、APIの設計、開発、運用管理を含めてシステム全体の構築サービスを提供する。

同社は小売業や製造業などの企業を中心にサービス展開し、3年間で20億円の受注を目指すとしている。