伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月17日、米OpenLegacyのAPIプラットフォーム「OpenLegacy(オープンレガシー)」を同日より提供開始すると発表した。

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OpenLegacyは、メインフレームで稼働する勘定系のレガシーシステムとリアルタイムなデータ連携を可能とするAPIを効率的に開発できるプラットフォーム。勘定系システムで利用されるCOBOLやFORTRANなどのプログラミング言語のソースコードを読み込み、自動でオープン系のシステムで使われるJAVAやC#などのプログラミング言語へ変換して、データ連携に関連するAPIを生成する。

残高参照・預金、振込・振替、口座開設・解約などの金融サービスの機能ごとにAPIのテンプレートも用意され、メインフレームのアプリケーションやデータベースを変更せずにシステムが構築できるため、従来と比べて最短で10分の1程の開発期間で新規サービスの提供も可能。課金はAPIの本数ごとで、必要なAPIだけを開発することで、導入コストの削減にもつながるとしている。

サブスクリプション型としての提供で、サブスクリプション型としての提供で、価格は年間1千万円〜。FinTechの事業に取り組む銀行や保険などの金融分野の企業を中心に展開するということだ。