伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月6日、DXのリスタートを支援するアセスメントとプランニングのサービス「DX Pit-In」の提供を開始すると発表した。プロジェクトカンパニーと共同で開発したサービスで、DX推進での課題の整理を通して、実現可能性が高い事業戦略を提案する。提供価格は300万円(税別)で、製造業や卸売・小売業、サービス業などの企業を中心にサービス展開していく考えだ。

具体的には、4~6週間でヒアリングやインタビュー、レポーティング、提案などを実施。DXを進めるビジネス分野に応じて、「DXへの取り組み」、「事業状況」、「ITシステム」の観点で、企業の優先すべき事業課題を特定し、実現可能な解決策を提案する。

今後、両社は同サービスの提供を進め、戦略提案後の新規事業の開発やIoT/AI活用のためのプラットフォーム構築、データ分析などを含めた付加価値の向上につながる施策を支援していく方針だ。