ブランド総合研究所はこのほど、国内1,000の市区町村および47都道府県を対象とした「地域ブランド調査2021」の結果を発表した。同調査は、全国の消費者34,768人人から有効回答を得たもので、認知度や魅力度、イメージなど全89項目について質問が行われた。

都道府県の中で最も魅力度が高かったのは北海道。都道府県の調査を開始した2009年から14年連続で1位となった。前年は12.6点上昇したが、今年は0.1点の低下となった。第2位以降は、上から京都府、沖縄県、東京都、大阪府と続いている。

都道府県の魅力度が前年より最も大きく伸びたのは和歌山県となった。19.7点から23.7点へと4.0点伸びており、順位も32位から26位へと上昇したという。以降、奈良県。三重県、兵庫県は順位も点数も伸びている。

今回の調査で、魅力度が伸びた地域が多かった主な要因としては、60代以上の回答者で平均点が大幅に上昇したことが挙げられるという。

市区町村では、札幌市が2年連続8度目の第1位となった。点数は63.9点で前年と同じだという。第2以降は、京都市、函館市、横浜市、小樽市と続いている。

  • 都道府県の魅力度ランキング 「地域ブランド調査2022」を基に作成

  • 伸びが大きい都道府県と市区町村 資料:地域ブランド調査2022