パナソニックグループで車載事業を手掛けるパナソニック オートモーティブシステムズは9月21日、ジェンダーギャップの解消を目的とした有給の育児休暇などの福祉制度を2022年10月1日から導入すると発表した。

具体的には、性別を問わず、満2歳に達しない子と同居し養育する社員は、20日間の休暇を取得できるようになる。連続で取得する必要はなく、有給として出勤扱いとなる。2022年4月1日以降の出産から対象。

また、育児・介護休業法の改正に従い、出生時育児休業も導入。子の出生後8週間以内に、4週間までの休暇を取得できるようにする。

同社は新制度の導入により、育児休暇の取得におけるジェンダーギャップの解消や、より優秀な人材を獲得・育成することを目指す。