AI(Artificial Intelligence:人工知能)などの先端的技術に関する教育事業を手掛けるキカガクは8月10日、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を援助するため、全社員向けのEラーニング講座として「IT・ソフトウェア基礎コース」と「データサイエンス入門コース」の2講座をリリースしたことを発表した。

IT・ソフトウェア基礎コースでは、IT人材やデジタル人材として活躍するための体系的な知識を習得を目指す。コンピュータを操作するための技術や、Web技術の基礎、ネットワークやセキュリティに関する技術を理解するための力を身につけるとのことだ。

同コースはITツールやPCが機能する仕組みをイメージできない社会人などを対象としている。また、社会に出る前にIT分野の学習を始めたい学生にも対応するとしている。約4時間で34本の動画学習を通じて理解を深める。1人あたり1万5000円。

  • IT・ソフトウェア基礎コースでは身の回りのIT技術が成り立つ仕組みの理解を目指す

    IT・ソフトウェア基礎コースでは身の回りのIT技術が成り立つ仕組みの理解を目指す

データサイエンス入門コースでは、プログラミングはせずに、データ分析に必要な基礎知識の習得を目指す。データサイエンスの基礎から、データ分析プロジェクトの進め方まで体系的に学べるとのことだ。

日常的にデータ分析の結果を目にするものの概念が曖昧な人や、DXやデータサイエンスについて基礎から学習したい人、データリテラシーを高めたい人などに適しているという。約2時間で22本の動画学習を通じて理解を深める。1人あたり1万5000円。

  • データサイエンス入門コースではビジネスで役立つデータの扱い方を学ぶ

    データサイエンス入門コースではビジネスで役立つデータの扱い方を学ぶ