農林水産省は7月1日、令和4年度「こども霞が関見学デー」の一環として、食や農林水産業について学べる特設Webサイト「マフ塾」を公開した。今年度からは会場参加プログラムも復活し、参加希望者の事前受付を開始している。

  • 特設Webサイト「マフ塾」

    特設Webサイト「マフ塾」

「こども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとする各府省庁等が連携し、所管の業務説明や関連業務の展示等を行うことにより、夏休み期間中に子供たちに広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めてもらうこと、活動参加を通じて親子の触れ合いを深めてもらうことを目的とした取り組みだ。

マフ塾」では、手を動かしながら学べるワークショップやお魚大使による講演、小学生から大人まで楽しめる学習ドリルなど、農・林・水を学べる37のプログラムを用意する。開催期間は7月1日〜8月31日の62日間。

  • 食や農林水産業にまつわる国語・算数・理科・社会の問題を集めた学習ドリル

    食や農林水産業にまつわる国語・算数・理科・社会の問題を集めた学習ドリル

また、8月3日と4日には農林水産省の会場でワークショップを行う。プログラムは、「牛乳を配合した”せっけん”を作って日本の食料自給率を考えよう!」「煮干しの解剖を通して食といのちの繋がりを学ぼう!」「和菓子職人への道!五感で楽しむ季節の和食文化」「種の秘密を探ろう!」「豆アート(お絵描き)に親子で挑戦しよう!」「BUZZ MAFFの官僚YouTuberに質問しよう!」「さかなクンのおさかな教室」の7種類。

  • 8月3日・4日、農林水産省の会場で行われる7つのワークショップ(事前申込制)

    8月3日・4日、農林水産省の会場で行われる7つのワークショップ(事前申込制)

ワークショップは事前申込制で約100組が実際に体験・参加でき、当日の様子はライブ配信でも視聴可能。会場での参加希望者は、こちらのページにあるそれぞれの応募フォームから申し込む。応募締切は7月18日で、当選者にはメールにて詳細が届く。

なお、「マフ塾」というネーミングは、「農林水産業に詳しくあってほしい」という思いを込めて農林水産省の英語略称「MAFF(まふ)」の名前を使用した造語とのことだ。