Metaは6月23日(米国時間)、Instagramにおけるユーザの年齢確認にいくつかの新しいオプションを導入する方針を発表した。Instagramでは2019年から、未成年を保護する目的でアカウントの新規登録時にIDのアップロードによる年齢確認を必須要件にしているが、現在これを強化するために自撮りビデオの提出、または第三者からの年齢の保証というオプションを追加するという。

現在、Instagramの利用は13歳以上のユーザーに制限されていることに加えて、18歳未満のユーザーに対してはアカウントの公開設定をデフォルトでプライベートにしたり、知らない大人からの連絡をブロックしたりといった制約が設けられている。年齢確認を行うに際して、従来はIDをアップロードする必要があったが、現在テストしているオプションでは、新たに次の2つの方法が選択できるようになるという。

  • 自撮りビデオをアップロードする。アップロードされたビデオはデジタルIDの専門企業であるYotiのAI技術によって年齢判定が行われ、判定後は破棄される
  • 相互フォローしているユーザーに年齢の保証を依頼する。保証する人は、18歳以上であるなどのいくつかの要件を満たしている必要がある。年齢保証は3人まで依頼することができ、依頼された人は3日以内に応答する必要がある
  • 自撮りビデオのアップロードによる年齢確認(引用: Meta)

    自撮りビデオのアップロードによる年齢確認 引用:Meta

  • 第三者への年齢保証の依頼(引用: Meta)

    第三者への年齢保証の依頼 引用:Meta

上記2つのオプションに加えて、従来のIDのアップロードによる年齢確認も引き続き利用できる。新しい2つの方法には、年齢確認のためだけに余分なアイデンティティ情報を提出する必要がないというメリットがある。自撮りビデオについては年齢判定のみに使用し、それ以外のいかなるアイデンティティの特定も行わず、判定後はすぐに削除するとのことだ。

現在のところ、この新オプションが導入されるのは米国のみとされているが、今後日本を含む他の国でも導入される可能性は十分にあるだろう。

Instagramでは上記の年齢確認に加えて、AIを使用してそれぞれのユーザーが未成年か否かを判定する機能を実装中だという。これは大人が未成年にメッセージを送ったり、未成年に不適切な広告コンテンツが配信されたりするのを防ぐために利用されるとのことだ。