リアルタイムパフォーマンス監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog Japanは6月1日、新たなサービスとして、テクニカルアカウントマネージャー(TAM)とテクニカルイネーブルメントマネージャー(TEM)を国内で提供することを発表した。

テクニカルイネーブルメントマネージャー(TEM)は、同社の製品を利用しているユーザーの窓口となるアカウントSEのサービスを提供するもの。

Datadogを使用する目的をヒアリングし、分析してガイダンスを提供するほか、成果を出すためのKPI設定を支援する。また、定期的に技術的なコミュニケーション、戦略的、技術的な質問、エスカレーション、問題解決のほか、新製品またはベータ版製品のテストへの参加を支援する。

契約は年単位、半年単位となるという。提供開始は9月の予定

  • テクニカルアカウントマネージャー(TAM)

テクニカルイネーブルメントマネージャー(TEM)は、Datadog製品の最適な使用法に関するガイダンスを提供する。顧客のスキルやニーズに応じて、カスタマイズして提供する。ハンズオンのワークショップや実践例、ユースケースの紹介などを行う。また、顧客環境のヘルスチェックも行うという。こちらは、回数による課金になるという。提供開始は8月1日の予定。

そのほか、基本的な使い方などを無償のセルフサービスの形で提供するFoundationコースも8月1日から提供する予定。

今後は、インプリ等も行うプロフェッショナルサービスの提供も予定しているという。

こういったサービスを提供する理由についてDatadog Japan カントリーマネージャー 国本明善氏は、「顧客の81%はDatadogの2つ以上のサービスを利用し、35%は4つ以上のサービスを使っている。さらに、12%は6つ以上のサービスを使っている。そのため、こういった新しいサービスを提供する必要がある」と語った。

  • Datadog Japan カントリーマネージャー 国本明善氏