レバテックは、5月24日、20〜39歳までのITエンジニア・クリエイター207人を対象に、2022年2月から4月までの期間で、副業に関する調査を実施し、その結果を発表した。

「あなたは、休日や業務時間後などの空いている時間に副業をしたいと思いますか」という質問に対し、66.7%のITエンジニア・クリエイターが、「休日や業務時間後などの空いている時間に副業をしたいと考えている」と回答するという結果になったという。

  • 副業をしたいと思うか(雇用形態別)引用:レバテック

この結果に対して、レバテックは、働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、リモートワークが一般化したことにより、副業のニーズが高まったとの考えを示している。

副業をしたいと回答した人のうち、約6割のITエンジニア・クリエイターが「既に副業をしている」が35.5%、「副業先を探している」24.6%と回答したという。

「既に副業をしている人」と回答した人の割合を雇用形態別でみると、「正社員」が16.1%であるのに対して、「フリーランス」は51.3%と大きな差が見受けられ、これはフリーランスが正社員よりも比較的柔軟な働き方を選択できていることが要因だという。

副業をまだしていない正社員でも、その約3割が「副業先を探している」と回答しており、現在正社員の副業を認めていない企業も、今後副業を認めることで、社員の定着や採用成功の鍵に繋がることが予想されるという。

また、副業をしたい理由で最も多いのは「収入を増やしたい」の82.6%で、次いで「収入を得る手段を複数持っておきたい」「自身の強みを伸ばしたい」と続いている。

  • 副業をしたい理由 引用:レバテック