パーソルAVCテクノロジーは3月17日、2022年4月より新人事制度「System Architect(システムアーキテクト)制度」を開始すると発表した。同社は今後、同制度の下で複数の技術領域に横断的な知見を持つ技術者を育成し、開発体制の強化を目指す。

同社は専門外の領域についての勉強会の企画・開催や、他領域の部署へのジョブローテーションを実施し、システムアーキテクトとなる技術者を育成する。

システムアーキテクトは同社の技術領域を網羅するとともに、社内や顧客からの要請に応じて、プロジェクト推進全般をフォローする役割(課題解決のための提案、設計、価格見積もりなど)を担当する人材となる。また、他の技術者が横断的に技術を学習する機会を創出し、同社の人材育成も担うという。

製品・サービスの開発においてAIやクラウド、 通信ネットワークなど複数の領域の技術融合が必要とされる中で、顧客の高度化する開発ニーズを実現できる、技術横断的な提案が可能な開発体制を強化する必要があると判断し、同社は今回の人事制度を導入する。