TIOBE Softwareから、2022年3月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2022年3月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Python 14.26%
2 C 13.06%
3 Java 11.19%
4 C++ 8.66%
5 C# 5.92%
6 Visual Basic 5.77%
7 JavaScript 2.09%
8 PHP 1.92%
9 Assembly language 1.90%
10 SQL 1.85%
11 R 1.37%
12 Delphi/Object Pascal 1.12%
13 Go 0.98%
14 Swift 0.90%
15 MATLAB 0.80%
16 Ruby 0.66%
17 Classic Visual Basic 0.60%
18 Objective-C 0.59%
19 Perl 0.57%
20 Lua 0.56%

2022年3月はLuaが再びトップ20にランクインした点が注目される。Luaは2011年に1度だけトップ10入りしたことがあるが、それ以降はふたたび20位圏外へ下落していた。TIOBE Softwareは今回の動向について、人気の高いゲームプラットフォームであるRobloxがLuaをメインのプログラミング言語として使っていることが、Luaが20位へ浮上してきた理由になったのではないかと分析している。

Luaはプログラミング言語自体が軽量高速、さらに学習やC言語との統合が容易という特徴がある。ここ最近は、ゲーム開発の市場において人気が高まっているといわれている。