ServiceNow Japanは1月20日、同社が2020年12月に発表した、従業員の視点でニューノーマル時代に適した環境を整備したワークプレース構築を支援するクラウドサービス「Workplace Service Delivery」の機能を強化したと発表した。

Workplace Service Deliveryは、従業員がオフィスへ職場復帰をした際に必要なデスク、会議室、コラボレーションスペースなどのワークスペースをどこからでも予約することを可能にする。

今回、以下の4つの機能を追加した。

1. 複数の拠点を横断する会議予約

新たに追加されたグループ予約機能は、デスクトップ、あるいはモバイル端末から、オフィスに来訪する同僚のために会議室予約やデスク予約を代行して行ったり、あるいはそれぞれのワークプレイスから参加するために複数のワークプレイスにある会議室などの予約を一括して行うことが可能になる。

2.共同作業準備の簡素化

隣接予約機能により、同僚の近くにある座席を簡単に予約することができる。また、従業員は予約したスケジュールを同僚に共有することができる。

3.オフィス内ナビゲート支援

モバイル・ウェイファインディング機能により、新たに設計されたオフィスのレイアウトに慣れていない従業員でも、モバイルデバイス上で最新のフロアマップを閲覧し、ワークスペースや必要な備品、サービスを探し、予約することが可能になる。

4.予約プロセスの効率化

Workplace Service Deliveryで行った予約をそのまま従業員が選択したカレンダーにシームレスに追加できるようになる。また、ワンクリック予約によってワークスペースの予約がこれまで以上に簡単になり、デスクや会議室などの種類を選択すると、場所が提案され従業員は追加情報を入力することなく予約を確定することができる。