日本オラクルは11月9日、顧客企業の「Oracle Cloud」導入のメリット最大化を支援するコンサルティング・サービス「Cloud Center of Excellence(CCoE)サービス」の提供を開始したことを発表した。

「CCoEサービス」では、同社のミッション・クリティカルなシステムのクラウド導入・移行の経験と知見に基づき、「Oracle Cloud」の導入メリットを最大化するための組織となるCCoEの設置と組織運営を支援する。

同社は、CCoEについて、クラウド導入・活用において「アセスメント&ロードマップ」「ポリシー策定&CCoE立上げ」「ガバナンス&ガイドライン」「プロジェクト・サポート」「オペレーション」「ナレッジ&人材育成」の6つのカテゴリの施策を統合的に実施する組織と定義しており、同社は各カテゴリにおいて支援を提供する。

例えば、「アセスメント&ロードマップ」では、現有IT資産の把握、可視化、分析といったクラウド化に向けたIT資産の棚卸を短時間で実施し、移行プランを策定する。

また、「ナレッジ&人材育成」では、クラウド人材育成における目標設定、改善プロセスの実施、スキルの可視化および継続的なスキル向上を支援するほか、同社のクラウドネイティブの最新技術を勉強会やワークショップで提供する。