デル・テクノロジーズは10月13日、エッジ向けの新製品およびアップデートを発表した。

今回、同社が発表した製品は以下のとおり。

Dell EMC VxRail サテライトノード

エッジのワークロード向けに、自動化およびライフサイクル管理機能を最小の構成環境に拡張する。インフラストラクチャーのフットプリントの削減を実現しながら「VxRail」の効率性をエッジにもたらす。小売や製造、遠隔地にある支店などでは「VxRail」を低コストで導入可能になる。シングルノード環境は現地の技術者や専門スタッフを必要とせず、日々のオペレーション、ヘルスモニタリング、ライフサイクル管理をセンターから一元環境から自動化できる。11月30日に提供開始予定。

Dell Technologies Validated Design for Manufacturing Edge with Litmus

製造業における品質向上とコスト削減の迅速な意思決定を支援するもの。エッジのさまざまな産業機器を接続監視して、全体の調和を図れる。プログラミングは一切不要。「VxRail」または「PowerEdge」サーバーを基盤に、オプションで「VMware Edge Compute Stack」も利用可能。10月26日に提供開始予定。

Dell EMC Edge Gateway

複数のエッジデバイスを安全に接続し、インサイトを提供するEdgeゲートウェイ。9世代 Intel Coreプロセッサを搭載し、コンパクトなファンレス仕様ながらも温度耐性は-20℃~60℃で、過酷な産業環境でも5G接続できるように設計したという。2022年初頭に提供開始予定。

Dell EMC Streaming Data Platform(SDP)

ストリーミング データを継続的にリアルタイムで取得、保存、および分析するためのプラットフォーム。「VxRail」および「PowerEdge」サーバーでGPU最適化機能を強化し、低レイテンシーおよびフレームレート環境でストリーミングビデオを取り込むとともに、リアルタイムアナリティクスをサポートする。10月30日に提供開始予定。

Dell Latitude 5430 Rugged、Dell Latitude 7330 Rugged Extreme

耐久性を備えながらハイパフォーマンスと接続性を実現した5G対応ノートPC。「Dell Latitude 5430 Rugged」は軽量ながらもパワフルな14型。一方の「Dell Latitude 7330 Rugged Extreme」は、高耐久性13型。ともに12月9日より受注開始し、Windows 11を搭載して出荷予定。