大林組は20日、BIM(Building Information Modeling)モデルを活用し視覚的に理解しやすい3Dビジュアル画像やQRコードでのデータ管理機能などを搭載したビジュアル工程管理システム「プロミエ」を開発したことを発表した。

  • 「プロミエ」利用イメージ(同社資料より)

    「プロミエ」利用イメージ(同社資料より)

建設部材の作業工程などを管理するためのアプリとして開発された「プロミエ」は、対象工事の進捗状況をタイムラインで表示し、作業の工程を発注者や協力会社とリアルタイムで情報共有できる機能を提供。進捗画面にはBIMモデルを活用、視覚的にわかりやすいだけでなく部材部分には体積や重量などの属性情報も登録できるのでより詳細な情報確認ができる。工事出来高算出のための再入力の負担軽減やその都度発生するヒューマンエラーの低減にも貢献している。

  • 「プロミエ」タイムラインとタブレットでの利用イメージ(同社資料より)

    「プロミエ」タイムラインとタブレットでの利用イメージ(同社資料より)

また「プロミエ」はQRコードも活用。タブレット端末で建設部材に貼付されたQRコードを読み取ることでその部材の搬入や建方などの実施日を記録、入力された情報はサーバー内に即座にアプロードされ、現場内でのリアルタイム情報共有に活用されている。

  • 「プロミエ」部材表示画面(同社資料より)

    「プロミエ」部材表示画面(同社資料より)

同社では、「プロミエ」を2018年から現場へ試験導入し現場の要望を元に機能を改善し今回の発表へと至っている。今後は、同社内で部材数が多い鉄骨工事を中心に工程管理などに活用しつつ、さらなる機能改善と社内関連システムとの連携を進めていくという。