沖縄科学技術大学院大学(OIST)とBeyond Next Ventures(BNV)は5月25日、ディープテックスタートアップへの投資と沖縄のイノベーションエコシステムの構築を目的とした新たなパートナーシップを締結したことを発表した。

同パートナーシップにより、両者はディープテック・スタートアップを対象とした包括的支援システム「OIST-BEYOND NEXT VENTURES INNOVATION HUB(OBI-Hub)」を立ち上げ、世界中のディープテックスタートアップに対して、それぞれのイノベーションを社会実装するための資本投資や必要なサービスの提供を行っていくとしている。

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    OBI-Hubにおける両者の役割 (提供:OIST/BNV)

OBI-Hubでは、BNVから投資資金の提供ならびにハンズオンサポート、OISTからインキュベーションおよびアクセラレーション支援が行われる予定。具体的には、今後2年間で10~20社程を対象に、合計約5億円の投資が行われる予定としており、要件を満たすプレ・スタートアップならびにスタートアップは専用Webポータルから応募を行い、OISTとBNVによる審査を通過することで、OBI-Hubのさまざまな特典を享受できるようになるという。

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    OBI-Hubの募集に関する要件 (提供:OIST/BNV)

なお、実際のOBI-Hubの参加申し込み受付は2021年6月1日からの開始を予定しているという。