BetaNewsは4月14日(米国時間)、「Microsoft fixes a mass of serious flaws with the latest Windows 10 updates -- but what has it broken this time?」において、2021年4月のWindows 10の更新プログラムでは合計108個の不具合が修正されており、そのうち19個は深刻度が緊急(Critical)に分類されるなど、深刻度の高いアップデートになっていると説明した。今回の更新で修正される脆弱性の数は目を見張るものがあるが、世界中のシステム管理者は容易にアップデートを見送る可能性があるという。

BetaNewsはこうした管理者の行動の原因として、最近Microsoftが引き起こしている問題に原因があると指摘している。Microsoftは毎月定例で更新プログラムをリリースしており、自動的に更新を適用することを推奨している。更新プログラムは多くの問題や脆弱性を修正するが、不具合も引き起こしてきた。最近では、印刷に関する深刻な問題を引き起こしており、こうした事態が更新プログラムの適用をためらわせる要因になっているとしている。

セキュリティのリスクという観点からは、配信が始まった更新プログラムは可能な限り迅速に適用することが望まれる。しかし、このところMicrosoftは更新プログラムを通じて複数の問題を引き起こしており、日々PCが使えることを優先したいユーザーが適用を見送るといった事態が生じている。しかし、2021年4月の更新プログラムでは多くの脆弱性が修正されているうえ、悪用が確認されている脆弱性が含まれているなど、状況は難しいものになっている。

作業を継続したいという観点からは、問題なく動作しているものに手を加えたくないというのは当然起こる判断だ。しかし、脆弱性が存在する状態のまま使い続けることはセキュリティ上のリスクを抱えていることになる。

BeteNewsは、今回の更新プログラムによってどのような不具合が発生したか、今のところ明らかになっていないと説明し、今後不具合の発生を確認したら報告する旨を説明している。