スマートレシート公式Webサイト

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東芝と東芝データは、グループが展開する電子レシートサービス「スマートレシート」を約1万人が対象となる社員食堂に導入。従業員の健康増進サポートを図るとともに、データとAI技術を活用したデジタルヘルス事業を組み合わせた実証実験を来期より実施する。

「スマートレシート」は対応する店舗にて電子レシートをスマホで受け取れるサービスで、消費者はレシートをデジタル化することでスマートに家計や支出を管理、キャンペーンやクーポンなど店舗に応じたサービスも得られる。レシートのペーパーレス化を促進し、データ活用のメリットを消費者と店舗が受けられる仕組みを提供するものだ。昨年12月1日より対象約1万人となる東芝の浜松町本社、川崎本社の社員食堂へ導入しており、従業員などの利用者は記録しておかないと忘れがちな、食べた日付やメニュー、金額などの食生活を手軽にチェックできる。データから栄養バランスの良いメニューを推奨するクーポンを発行するといったことも可能になる。

来期からは東芝グループが展開する健康診断データから将来病気になるリスクを可視化する「生活習慣病の発症リスク予測AI」と組み合わせた健康診断後の保健指導の実証実験も計画している。同社はコロナ禍におけるストレスやテレワークによる運動不足など従業員の健康管理が今後ますます重要になることに言及し、実証実験をモデルにデジタルヘルスを活用した健康経営を目指すと述べている。

  • 実証実験概要(同社資料より)