コロワイドグループの「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」などの飲食店を展開するレインズインターナショナルは12月2日、同社系列の一部店舗において、配膳・運搬ロボット「Servi:サービィ」(ソフトバンクロボティクス提供)を活用したサービス提供をUSEN協力の下、12月3日~20日の間、試験的に開始すると発表した。

  • 配膳・運搬ロボット「Servi」による接客

Serviは、従業員がテーブル番号を選びタップすると、目的地まで料理などを運び、届けた後は、重量センサーにより自動で戻ってくるという。3Dカメラや各種センサーにより最短60cmの幅を通過することが可能で、人や物を避けながら安全に届けることができるとしている。

同社は、配膳・運搬をロボットが行うことにより、料理やドリンクの迅速に提供し、来店客と従業員との接触機会を減らすことで感染症対策につなげるとしている。また、従業員の集まりづらい昼や夕方の早い時間帯に稼働することで、営業効率の最大化を図る。

同社は、試験的にサービスを開始した後、全国で200店舗の導入を検討しているとのことだ。12月3日~20日の間、試験的に導入する一部店舗は以下の通り。

・牛角 白井店
・牛角ビュッフェ多摩境店
・しゃぶしゃぶ温野菜 富里店
・土間土間 亀戸店
・かまどか 秋葉原店
・とんかつ神楽坂さくら 馬事公苑店