NECソリューションイノベータは5月18日、工事案件情報を一元管理するソフト「NEC 工事写真管理」の提供を、6月1日より開始することを発表した。

同製品は、工事案件に関する写真や資料、施工方法や実績などの情報を登録し、一元管理するソフト。

施工状況や施工後の写真を登録することで、工事案件毎に写真帳を作成することが可能。これにより、写真管理や確認など作業負荷の軽減を支援するという。

  • 「NEC 工事写真管理」の機能概要

    「NEC 工事写真管理」の機能概要

また、施工方法や実績、メンテナンス情報などの工事案件に関する情報や書類をExcel、Word、PDFなどのデータで登録し、案件毎に管理できる。この蓄積した情報を活用し、案件状況の把握や顧客へのアフターフォロー、問い合わせ対応などに役立てられるという。

登録した管理情報を元に、公共工事の電子納品要領に沿った納品データ(図面、写真、書類)を作成できる。提出するフォルダ構成、ファイルの命名規則やデータ形式などの規定に合わせたデータを作成することが可能となっている。

  • 画面イメージ

    画面イメージ

これらにより、建設作業員の負荷軽減に加え、顧客満足度の向上や施工ノウハウの継承に活用できるほか、これまで煩雑であった電子納品業務の省力化を支援するということだ。

価格は、5ライセンスで年間5万円(税別)。5ライセンス単位の提供で、購入後1年間は無償でバージョンアップが可能とのことだ。